Windows 11のスタートメニューをWindows 10以前と同じスタイルに戻すハック技が、最新ビルドで無効化されたことが明らかになった。
Windows 11で従来と最も異なる外見の変化といえば、画面の左下ではなく中央下に配置されたスタートボタンと、スタートメニュー。幻に終わったWindows 10Xを取り入れたこのデザインは、斬新だと評価する声もある一方で、慣れ親しんできた配置が変わることに違和感があるとの意見も多い。こうしたことから、Insider Previewビルドを試すユーザーの間では、レジストリに手を加えて従来のスタートメニューを表示するハック技が流行っていたのだが、最新のビルド「22000.65」でこれが早速無効化されたという。このビルドで新しくスタートメニュー上に検索ボックスが追加されており、その関係もあるとみられるが、いずれにせよMicrosoftがスタートメニューを従来のスタイルに戻したくないことは間違いなさそう。タスクバーを上に配置できない制限とあわせて、従来のWindowsのスタートメニューにこだわりがある人にとっては、頭の痛い問題と言えそうだ。
【お詫びと訂正 20:45】
記事初出時、Windows 11 Insider Previewの最新ビルドで無効化になったハックの説明内容に誤りがありました。記事タイトルを下記のように修正するとともに、あわせて本文も修正しました。
誤:Windows 11のスタートボタンを左下に戻すハック技
正:Windows 11のスタートメニューを従来スタイルに戻すハック技
Windows 11 Insider Previewにおいても、スタートボタンやスタートメニューの配置は、タスクバーの設定により左下(左揃え)に変更することが可能です。お詫びして訂正いたします。