八ヶ岳をのぞむ「富士見 森のオフィス」で、オフィスにおけるサステナブル施策を学ぶ研修プログラム「GREEN COMMUNITY ワーケーション」提供 

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 Route Design合同会社は、同社が運営する長野県富士見町の宿泊可能なコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」にて、サステナブルな働き方を目指す企業のための1泊2日の合宿研修プログラム「GREEN COMMUNITY ワーケーション」の提供を開始した。同施設に宿泊し、プログラムを申し込むことで利用できる。

 富士見 森のオフィス(長野県諏訪郡富士見町富士見3785-3)は、中央自動車道諏訪南ICより約10分、JR中央本線・富士見駅より徒歩約15分。八ヶ岳の麓に位置する、宿泊のほかキャンプも可能なコワーキングスペース。会議室やキッチン、食堂のレンタル利用もできるほか、環境保護などの講座や、企業研修のプログラムも提供している。

富士見 森のオフィスのウェブサイト

 「GREEN COMMUNITY」は、同施設が2020年より「働く場から自然環境に対して責任ある意識と行動を広めるプロジェクト」として取り組んでいるもので、施設の運営における環境負荷の改善や、施設会員などへの啓蒙活動、サステナビリティを推進する企業との連携などを進めてきたという。

 今回提供開始したGREEN COMMUNITY ワーケーションでは、オフィス環境におけるサステナブル施策について体験し、学ぶことができる。

 1日目は、森のオフィスにおける取り組みなどを学ぶ座学と、森のオフィスの見学、サステナブル施策についてブレストするワークショップを実施。2日目は、森林浴、ヨガ、森林アートセラピーなどのリトリートオプション(別料金)を用意しているという。

森のオフィスにおけるサステナブルのための取り組み。竹をリサイクルしたトイレットペーパー、軽食の量り売り提供、ゴミの徹底した分別

 GREEN COMMUNITY ワーケーションの実施費用は5万5000円。森のオフィスの宿泊費用は、宿泊棟「森のオフィスLiving」を貸し切りにする場合、1泊10万円で最大14人宿泊できる。実施希望者は、森のオフィスLivingの予約カレンダーを参照して宿泊可能な日程を確認して問い合わせ、森のオフィスのスタッフと相談の上、内容と日程を決定する。

森のオフィスLiving

 なお、シェアオフィス事業者が本プログラムに参加すると、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンが提供するコワーキングスペース/シェアオフィス向け「ゼロ・ウェイスト認証」の申請プロセスを簡素化でき、同時に、取得するために必要な取り組みや、自社が目指すべき認証項目が明確になるという。

コワーキングスペース・シェアオフィス向け「ゼロ・ウェイスト認証」のマーク

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