意思が弱すぎるダイエッターがウマいと評判の「とうふそうめん風」を食べた結果 → 完璧と言いたいところだが…

ロケットニュース24

いきなり私事で恐縮だが、私はダイエットしようにも意思が弱くて何度も断念してきた。気がつけば冷蔵庫のお酒に手が伸び、無意識のうちに何かをむさぼるように食べる日々。ブクブク太ってしまい、ついに体重はベストと考えていたところから9キロも増加した。

しかし、時代は昭和でも平成でもなく令和である。いろんなアイデア商品が世に放たれている今なら、意思が弱くても痩せられるかもしれない。今回、取り上げる「とうふそうめん風」なんか有名どころで期待できそうだが──。

・定評のある商品

以前、当サイトではコンビニに置いてある「とうふそうめん風」についてレポートしている。執筆した江川記者は「手軽、美味い、低カロリーで優秀」と語っており、どうやら惣菜とも合うらしい。

当時はそうなのかァ〜と思っていた程度の私だが、デブになってしまった今は興味津々。ただ、冒頭でお伝えしたように自分に激甘ですぐ諦めてしまう性分……はたして私のワガママに「とうふそうめん風」は耐えられるのだろうか。


・プレーンを実食

今回、プレーン、ごまつゆ、玉子の3種類あるうちオーソドックスなプレーンを購入した。エネルギー108kcal、糖質11.6gといった感じの低カロリーで、販売しているのはロカボ商品に強い紀文。「糖質0麺」がよかっただけに、今度も大いに期待したい。

食べ方は冷やしても温めてもOKとのこと。時期も時期だし冷やしで食べてみたのだが、作り方としては……

水を切って……


添付のつゆをかけて、よくかき混ぜたら出来上がりだ。あまりに簡単すぎるし、これでウマかったらデブはとっくに絶滅してるはず。となれば “それなりの味なのかな” と思いつつ、とりあえず一口食べてみた。すると……なんじゃこりゃあ〜!

ほぼ “そうめん” と言っていい出来で、何なら自分が糖質制限をしていることを忘れるくらいウマいじゃないか!! 味といい、麺の硬さ具合といい、とうふらしさがゼロなところといい、苦になる要素が何1つない。これはブラボー!

しかも、甘味のあるめんつゆがご褒美以外の何ものでもないから文句なしにあり。もう原材料とか嘘書いてんじゃないかとさえ疑いたくなるレベルでウマかった。シンプルな構成にもかかわらず、ダイエットしている気が微塵もしなかったのは素直にスゴい!


ただし……!


・欠点もある

すべてがいいかというと欠点もあったので正直に書いておかねばなるまい。ずばり量と値段がそうで、150g(1袋としては168g)と少量ながら213円とそこそこお高いところだ。単品だったら安上がりじゃないかと思う人がいるかもしれないが、私は決して無理をしないスタイル。空腹で眠れないなんてことは絶対に御免なのだ。となると……

欲張りな私は迷わず補充。無駄に高い意識を保つため、低糖質でタンパク質が豊富なものを選んで値段が跳ね上がってしまった。「単品で止めておかないのは甘え」と言われたらぐうの音も出ないが、とうふそうめん風1つで一晩を乗り切れるほど私は我慢強くない。

とにかく、アレンジするなり合わせるメニューを考えなければならないのは個人的に減点材料。せめてもう少し値段を抑えるか、内容量を増やしてくれたらありがたかったなと思わずにはいられない。


・コンビニだけで痩せられる

とはいえ、これらすべてがコンビニで手に入るのはスゴいこと。毎日食べろと言われたら3日くらいで飽きそうだが、そこまでは耐えられるくらいのクオリティーだから評判がいいのも納得したのであった。今のところ、私はダイエットのベースに持ってこようかなとも考えている。

ちなみに平日夜だけの糖質制限を始めてから、体重はゆるりゆるりと減っている。以前の私ならすでに断念してもおかしくない時間が経っているため、もう過度の我慢をしなくても痩せられる時代は来ているのかもしれない。

参考リンク:紀文「とうふそうめん風シリーズ」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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