パワーユーザー向けウェブブラウザー「Vivaldi」に、本格的なメールクライアント「Vivaldiメール」が組み込まれた。これによりユーザーは、ウェブベースのメールクライアントを利用したり、デスクトップ上でさらに別のアプリケーションウィンドウを操作したりする必要がなくなる。
Vivaldiメールには、以下のような機能がある。
- IMAPとPOP3のほか、Googleの「Gmail」、Appleの「iCloud」、Microsoftの「Outlook」のサポート
- ラベル、フィルター、強力な検索ツール
- 未開封/未読カウンター
- カスタムキーボードショートカット
- フィードリーダーの標準搭載
- 既読メール、メーリングリスト、カスタムフォルダー、フィード、迷惑メール、ゴミ箱の表示/非表示
- 検索設定の保存
- メッセージキューイングと一括送信
- 「Vivaldiカレンダー」との統合による招待メール管理
Vivaldiの最高経営責任者(CEO)を務めるJon von Tetzchner氏は、「Vivaldiメールは、独創的でシンプル、かつ信頼できるコミュニケーションの形を具現化している」として、さらに次のように述べた。「電子メールは時に無秩序で散らかってしまいがちだが、Vivaldiメールならメールを整理して操作しやすい状態に保てるため、ユーザーが仕事を片付ける上で必要なパートナーとなる」
この新しいメールクライアントはVivaldiの左サイドバーに常に表示されているので、必要に応じてブラウザーのタブで開くことができる。不要なときはタブを閉じるだけでいい。
図1 Vivaldiメールのサイドバー
提供:Jack Wallen
図2 使いやすいインターフェース
提供:Jack Wallen
図3 Vivaldiの設定画面
提供:Jack Wallen
図4 Vivaldiのメール設定画面
提供:Jack Wallen
図5 メールサーバーが設定を自動検知しない場合は手動設定が必要だ
提供:Jack Wallen
図6 Vivaldiメールのアカウント追加画面
提供:Jack Wallen
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。