内閣官房は、経済安保推進法案の中心人物である藤井敏彦国家安全保障局担当内閣審議官を、経済産業省に出向させるという人事を発表しました。
事実上の更迭とみられます。経済安保担当者の更迭は、影響が非常に大きいと予想されます。
同局は「処分につながる可能性のある行為を把握した」と説明していますが、木曜日発売の週刊文春に不適切な行動を書かれたそうで、その対応との見方が濃厚です。
国会の目玉・経済安全保障法案の責任者 藤井敏彦内閣審議官が明日発売の文春に女性記者との不適切な関係を暴露され事実上の更迭。永田町&霞が関は大騒ぎ…相手は大物自民党議員(故人)の孫娘で「女系天皇や同性婚に熱心なリベラル記者」だそうだ。重要法案への影響はご勘弁を。https://t.co/EYAIZ9mGzZ
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 8, 2022
文春砲が炸裂。不倫で更迭…相手が朝日新聞記者…。経済安保、どうなるのか。
内閣官房は8日、経済安全保障法制準備室長を務める藤井敏彦、国家安全保障局担当内閣審議官を更迭。「処分につながる可能性のある行為を把握した」と。https://t.co/EAVH0R6kZJ
— 山田敏弘⚡️ (@yamadajour) February 8, 2022
様々な憶測が飛んでいます。
「国会の目玉・経済安全保障法案の責任者藤井敏彦内閣審議官が明日発売の文春に女性記者との不適切な関係を暴露され事実上の更迭。永田町&霞が関は大騒ぎ…相手は大物自民党議員(故人)の孫娘」と門田隆将氏。朝日のハニトラにまんまと引っ掛かったか?
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) February 8, 2022
岸田政権の目玉政策、経済安保法案の準備室長・藤井敏彦内閣審議官が経産省へ更迭。
同局は「処分につながる可能性のある行為を把握した」。事実上の更迭とみられる。関係者によると、藤井氏は記者との関係やタクシーチケットの利用方法について週刊誌の取材を受けていた。https://t.co/3MQTFMnnRa— 国会ウォッチャー (@kokkaiwatcher1) February 9, 2022
無届けの兼業も問題視されたようです。
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藤井氏は岸田政権が重要政策に掲げる経済安全保障の法案を準備する部署の責任者(経済安全保障法制準備室室長)でした。同氏は、企業の社会的責任、WTO体制、通商ルールを含むルール全般、政策形成論、ロビイングの第一人者と言われています。
経済安保法案は今月下旬に閣議決定される見通しで、国会審議への影響を懸念した人事とみられています。最高責任者による情報漏洩などがあれば、重大な背任行為となります。
NHKの2020年9月に「鎖国」ニッポン いつ開国にという特集で、藤井氏は水際対策の司令塔であるNSS経済班の責任者として回答をしていました。「国家機密が集中するNSSは情報管理が厳しく、インタビューに応じるのはまれ」だそうですが、NHKは常に情報を得ていた朝日新聞に取材力で大きく水をあけられていた可能性が出てきました。
なお、後任には財務省出身の泉恒有内閣審議官が内定しているそうです。