新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
という年始の挨拶はふつう年始にするものだ。なぜなら年始だからである。
最近は年始の挨拶を兼ねたあけおめLINEをする機会が多いと思う。そのあけおめLINEを、全然年が明けていないタイミングでしてみると人はどう反応するのだろう。
2021年12月31日 午後3時という世界じゅうのどこも年が明けていないタイミングで、友人の皆さんにあけおめラインを送ってみた。
1人目
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
この文言だけ知ってていつ言うかは知らなかったんです……(うそ)。正月に免じて許してください……。
2人目
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
犯罪を起こしたときの接見みたいになってしまった。我慢できなかった…。
ちなみにこの後、掲載許可のお願いをしたあと年が明け、
挨拶をテンプレとして使いまわされました。なんとも見事な美しいカウンター。
3人目
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
ボケを噛み締め、確認。たしかにどういうボケなんだろう。難解すぎるボケだったかもしれないと反省した。この友人が「機会を逸した」と悔しがっていたのをみてもっと反省した。ごめんなさい…。
4人目
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
ちがいます
5人目
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
受け入れられてしまった。実はぜんぜん明けてなかったんです……なんかすいません。
6人目
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いします
文面と時期を踏まえた完璧なツッコミであった。彼とならM-1に出てもいい。ぜひ出たい。
7人目(?)
Twitterでも同じ時間帯にあけおめツイートをしてみた。
ほぼ無反応。でも年が明けてからはもう一度リツイートするだけなので超便利でした。
この検証で分かったのは、ただひとつ。こんなことに優しく付き合ってくれる友人がこんなにいるということだ。ひたすらにありがたい。この場を借りて、友人のみなさま、2022年もよろしくお願いします。読者のみなさまもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
※これ、多分めちゃくちゃ失礼なので、マネをする際は親しい間柄の人へ。関係が壊れても責任は負いません。