20年前のテレビを使ってる私、LGの最新テレビを見てビビりまくり

テックライター兼映画レビュアーの私ですが、テレビにはとんと興味がありません。映画は映画館で観るし、ストリーミングはプロジェクター上映、情報はネットや新聞。テレビを見る必要性があまりありません。

我が家のリビングに鎮座するのも、20年前に買った「世界の亀山」モデル(「世界の亀山」ステッカーが貼りついたままです)。

そんな私が、LGの新作テレビ発表会に行ってきました。もうね、驚きの連続でしたよ。今のテレビってすごいんだ!

iPhone並みに薄い

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Photo:中川真知子

今回の発表会でお披露目されたのは、壁掛け&壁寄せ設置に力を入れた超大型ハイテクテレビ

こちら、見てください。何が写っているのか悩んでしまうかと思いますが、テレビです。テレビを横から見たところ。

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Photo:中川真知子

これは去年のモデルだそうですが、iPhone 14と比較しても大差ないほど薄く、壁とほぼ同化しています。

秘密は、配線をなくして無線接続しているから。

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Photo:中川真知子

配線部分はすべてこのボックスにお任せ。テレビから10mくらい離れていても信号を送れるらしいので、レイアウトの自由度が上がります。

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Photo:中川真知子

映画館を自宅に。サウンドがとにかくすごい

フラッグシップモデルの「OLED G4」シリーズには、有機 LEテレビの国内最大97インチのサイズがありました。サイズ(とお値段)には圧倒されましたね。

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83インチ、77インチ、65インチ、55インチもあります Photo:中川真知子

でも、私が感動したのは、サイズでも色の鮮やかさでもなく、バーチャルサウンドと、コンテンツや環境に合わせて映像を最適化してくれる自動ジャンル選択の機能。

機能自体は新しいものではないらしいのですが、バーチャルサウンドは今年から11.1.2ch対応になっているのがポイント。

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スピーカーは下部の2基のみなのにサラウンド Photo:中川真知子

テレビのスピーカーは下部の2箇所のみなのに、バーチャルサウンドをオンにすると、頭部伝達関数(HRTF)に基づくバーチャルなレイヤーが、まるでドルビーアトモスのような音の没入感を再現してくれるんです。

これは実際に体験しないとピンとこないかもしれません。オンにするだけで、音が自分を取り込んでくるというか、急に包み込まれるというか、音のボリュームは変わっていない(らしい)のに、聞こえ方がまったく変わってくるんです。

いやー、本当にびっくりした。今のテレビの音響ってこんなにすごいの?

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Photo:中川真知子

FILMMAKER MODE」を選択すれば、映画制作者が「コレ」と決めた画角やフレームに合わせて再生してくれるので、自宅に居ながらにして映画館鑑賞を再現できるみたい。

この「自宅に居ながらにして〜」というフレーズはよく耳にしますが、こんなにも納得させられたことはなかったかも。

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Photo:中川真知子

他にも、スプリット画面にして、YouTube動画を見ながら自分の動きも画面上で確認できたり、AIの性能が向上したことによって画面上の注目すべきポイントを強調させたりといった機能も紹介されていました。

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Photo:中川真知子

20年もテレビに関する情報をアップデートしていなかったので、驚かされることばかりでした。家で映画を見るならホームシアターを作り込むよりいいテレビ1台買った方がいいかもしれませんね。普通に欲しくなりました。

といっても、我が家の経済状況では買えません。だって、フラッグシップモデルのオープン価格、4,180,000円ですもん。

どなたか購入したら招待してください。

Source: LG

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