食パンの、両面ではなく片面だけトーストする。その選択肢に気づいた。これまで、生のままか、(両面)トーストするかの2択だったが、半分トーストする手があったのだ。
両面ではなく片面を焼くとかぶりついたとき口に喜びが広がる。喜ぶどころか口の中で第九が1万人で合唱される 、といっても過言ではない。
食パンにまだこのような驚きしろがあったのかと感激しきりだ。
オーブンかフライパンで片面だけ焼く片面トースト
正直これは、テストで100点取ったのと同じぐらいの気分の良さだと自負したい。
片面トーストの味を知ってからというもの、朝ごはんが楽しみで寝るようになった(以前からそうっちゃそうなんだけれども)。
トースターが壊れてオーブンでトーストを焼くようになったのはここ数年のこと。
トーストは、トースターで焼くと機械が自動的に両面焼いてくる。
私はかつてずっとトースターを使っていたので片面だけ焼くという可能性に気づいていなかった。
これで良い、いや、これが良い
これ、寝坊して片面分しか焼く時間がなかったことがあり、初めて食べた。「うわっ、これで良い、いや、これが良いじゃん!」と感激したのがきっかけだ。
これまでせっせと両面焼いてきたのを卒業し、いまでは毎朝片面トーストを食べるようになった。
機械が両面焼けと言っているのを途中でやめるのは、マラソンを棄権するみたいでこれまで心苦しかったが、全然良かった。
片面で焼くのをやめれば時短にもなるし、電気代やガス代もその分かからない。いいことづくめとはこのことである。
ちなみにこのことを編集部の同僚たちに伝えたところ「うちは元から片面しか焼かない」という意見もちらほら出た。
案外、片面派の方もいらっしゃいますでしょうか。
こちらからは以上です。