セーフィー株式会社は1月12日、開発者向けポータルサイト「Safie Developers(セーフィー ディベロッパーズ)」を開設し、ネットワークカメラサービス「Safie(セーフィー)」と既存のシステムが連携できる「Safie API」の正式版の提供を開始すると発表した。
Safieは、ネットワークカメラと、映像を保存するクラウドストレージがセットになったサービス。カメラは、撮影したい方向が指定できる屋内用、天井に設置するドーム型、LTEで通信できる屋外用などがラインアップされている。
Safie APIは、2021年2月にベータ版として公開。Safieと既存のシステムが連携できるため、小売、飲食、建設、製造、公共などあらゆる場面で利用されているという。
このSafie APIと業務システムが連携しているソリューションも紹介されている。フューチャースタンダードは、映像解析AI交通量調査サービス「SCORER Traffic Counter」とSafieを連携。交通量調査のシステムを構築した。
ウイングアーク1stは、業種や業務を問わずさまざまなシーンを数値データとして集約するツール「MotionBoard Ver.6.3」と連携。製造業や建設業などの現場における実態把握やリモートでの現場監督ができるようになるとしている。
Safie Developersでは、「Safie Developersを活用する上で知っておきたい情報を詰め込んだスタートガイド」「初めてSafie APIを使う方がAPIを動かすまでにかかる時間を短縮するためのサンプルコード」「Safie Developersの活用に関する網羅的なFAQ」が公開されている。
なお、Safie APIのベータ版のサポート期間は2023年12月31日までのため、正式版へのアップデートを呼び掛けている。