2022年12月30日から東京ビッグサイトにて始まった「コミックマーケット101(C101)」。今回も感染症対策のため、事前にチケットを販売して入場者数を制限しての開催となった。
コミックマーケット準備会のアフターレポートによると、1日目の来場者数は9万人。サークル数は1万で、117社の企業が出店したそう。また、外国人参加者の数はコロナ以降最多だったそうだ。
ロケットニュース24では今回も会場の様子などと合わせ、恒例のコスプレレポートをお届けするぞ!
・ぼっち伝説
毎回何かしら “伝説” 的な展開が起きるコミケ。今回は恐らく、つい先日最終回を迎えたばかりのTVアニメ版が今期の覇権となった「ぼっち・ざ・ろっく!」の作者、はまじあき先生のサークルが、リアルに”ぼっち化”した出来事がそれに該当するかもしれない。
コミケでは通常、圧倒的に人気のあるサークルは、大量の人が殺到しても何とかなるような場所に配置される。通称「壁サー 」などと言われるやつだ。
今回の冬コミにおいて、はまじあき先生は普通に同人活動のためにサークル参加。ちなみにサークルの当落通知は2022年11月11日だった。まだアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の放送開始から約1ヵ月。
人気アニメであることは序盤から間違いなかったが、最終的にここまでの盛り上がりになるとの予測は歴戦のコミケ運営スタッフでも困難だったのだろう。
はまじあき先生に当初あてがわれたサークルの配置は「西そ6b」。ビッグサイトの西2の南館側の真ん中あたりで、これは凄まじい混雑に対応できる場所ではない。
しかし先生は今最もアツい覇権アニメの原作者。当然すさまじい人気で人々が殺到。急遽、コミケ運営スタッフの采配でサークルスペースが移動となることになったもよう。
その移設先が、よくわからない屋外の通路の一角だった。なんとも”ぼっち感”のある絵面に、ネット民は「ぼっちサークル」「ぼっち島」と大盛り上がり。これはきっと語り継がれていくパターン。
・コスプレ
「ぼっち・ざ・ろっく!」の人気はコスプレの傾向にもあらわれていた。主人公の後藤ひとりに扮するコスプレイヤーが多数。当サイトでも1名撮影させて頂いた。
その他の傾向としては、ここしばらく安定した人気を見せる「チェンソーマン」、「ウマ娘」、「原神」が続投していた。
「ぼっち・ざ・ろっく!」以外の新しい勢力としては、尻……ではなく背中で魅せるソシャゲ「NIKKE」や、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のキャラクターなどが目立っていたように思う。
それでは、そろそろコスプレイヤーさん方の写真を掲載して記事を締めくくるとしよう。撮影させて下さった皆さん、ありがとうございました!