「わさ」から始まるポテトチップスといえば、もちろん「わさビーフ」である。1987年の発売から30年以上も続くロングセラー商品だ。ビーフの濃厚な味わいにツンとくるわさびの刺激がたまらない……1度食べたらヤミツキになる美味しさと言えるだろう。
今回ご紹介するのは「わさビーフ」ではなく、わさ……ポークである。群馬発のスーパー「ベイシア」で売っている商品だ。わさビーフと比べると語呂の悪さは否めないが、わさびの刺激は豚にも合うはず。とりあえず商品名を伏せて編集部のメンバーに食べさせてみた。
・わさポーク
ベイシアとは、カインズやワークマンを展開するベイシアグループのスーパー。豚肉王国こと群馬県が本拠地のベイシアと、わさビーフの山芳製菓が共同開発したのが「わさポーク」である。よく見ると、キャラクターが豚の被り物をしていることが分かるだろう。
さっそく袋から皿に移してみると……見た目も香りも思いっきり「わさビーフ」だった。どうしても「わさ」の主張が激しい。やはり「わさび味お菓子人気ナンバーワン」の「わさ」が主役となる。つまりビーフもポークも脇役ということだ。
食べてみると……
なるほど。もうこれは「わさビーフ」と言っていいかも。いや、ポークの甘さがわさびの辛さをより際立たせているような気もする……が、とにかく「わさ」が強い。何も知らずに食べたら「わさビーフ」と答えるだろう。
ってことで……
グルメ記事も執筆する当サイトの記者たちに「わさポーク」を食べさせて商品名を当ててもらうことにした。グルメライターたちが出した答えとは……！
・グルメライターたちの反応
P.K.サンジュン「わさビーフ。さすがに簡単過ぎる」
GO羽鳥「わさビーフ……いやちょっと待って。うん、わさビーフ」
あひるねこ「この感じだと、逆にわさビーフが正解ではないんですよ。でも “わさ” が強いんだよな〜〜。わさビーフですね」
亀沢郁奈「あっ、これはわさビーフだね」
──とのことだった。しかし本物のわさビーフと食べ比べてみると、ポークの方は後味にほのかな甘さが感じられるようだ。それでも両チップスが混ざっていたらマジで分からないだろう。わさび味のポテトチップスは全部こんな感じになるのかも。
というわけで、ベイシアに行く機会があればを「わさポーク」をチェックしてみてほしい。とくに「わさビーフ」を愛している方は試してみてくれよな！
