最大16時間使用可能な99Whのバッテリー、Intelの14コア・20スレッド動作周波数4.7GHzのCPUである「Core i7-12700H」、2880×1800ピクセルの3K解像度ディスプレイを搭載しながら、薄さわずか1.7cm・重量1.3kgとコンパクトなノートPCである第7世代「InfinityBook Pro 14」をTUXEDO Computersが発表しました。
InfinityBook Pro 14 – Gen7 – TUXEDO InfinityBook Pro 14 – Gen7 – TUXEDO Computers
https://www.tuxedocomputers.com/en/TUXEDO-InfinityBook-Pro-14-Gen7.tuxedo
InfinityBook Pro 14 – Gen7 – Storage Edition – TUXEDO Computers
https://www.tuxedocomputers.com/en/TUXEDO-InfinityBook-Pro-14-Gen7-Storage-Edition.tuxedo
「InfinityBook Pro 14」は第6世代モデルの時点でコンパクトなマグネシウム製筐体とアスペクト比16:10の2880×1800ピクセルの高解像度ディスプレイを備えていました。しかし、TUXEDO Computersは「第7世代モデルはLinux搭載ビジネスノートPCを全く新しいレベルへ引き上げます」と記しています。
2880×1800ピクセルの3K解像度ディスプレイは最大輝度が400ニトで、近くで見てもピクセルを識別できないくらいに高精細だそうです。
第7世代InfinityBook Pro 14の心臓部にはIntelの最新ハイエンドCPUである14コア・20スレッドCPUの「Core i7-12700H」を採用。14コアのうち8つが高効率コアで、6つが高性能コアになっており、負荷が低い場合は高効率コアを利用することでバッテリー消費を節約し、負荷が高い場合は高性能コアを利用。Core i7-12700Hにより、第7世代InfinityBook Pro 14は「モバイルワークステーションに進化する」とTUXEDO Computers。
さらに、第7世代InfinityBook Pro 14は最大16時間駆動も可能な大容量バッテリーを搭載しています。バッテリー容量は99Whで、「このサイズの筐体のノートPCとしては驚くべきバッテリ―性能」とTUXEDO Computersは評しています。
筐体カラーはディープグレー(右)とアイスグレー(左)の2色展開です。
筐体はマグネシウム合金のAZ91Dを採用しているため、非常にスリムながら高い安定性を誇ります。
キーボードはバックライト付き。キーボード下部には巨大なガラス製のクリックパッドがあり、別でマウスを用意しなくても高い操作性を実現。
第7世代InfinityBook Pro 14は99Whのバッテリーを搭載したモデルの他に、バッテリー容量は小さくなるものの4TBのSSDを搭載したストレージエディションも存在します。ストレージエディションの場合、2つのM.2 SSDでRAIDが組まれているため、4TBのストレージを利用可能。RAIDはRAID 0モードで組めば、大きなファイルの書き込み速度と読み込み速度を最大化したり、リアルタイムのディスクミラーリングを有効にしたりすることが可能。RAID 1モードなら、すべてのデータが2つのSSDに自動的保存されるので、片方のSSDで障害が発生してももう片方のSSDにデータを完全にバックアップすることができます。
通常モデルの場合は1枚のSSDと、大容量バッテリーという構成になります。
CPUのCore i7-12700Hは最大45ワットの消費電力(TDP)なので、2つのファンと2つのヒートパイプを備えたデュアルファン冷却システムと液体金属熱化合物を備えた冷却設計を採用しています。
なお、ストレージエディションの場合、GPUにGeForce RTX 3050 Tiを搭載しており、通常モデルもオプションで同GPUを搭載することが可能。
この他、Thunderbolt 4対応のUSB-Cポートを搭載しているため、秒速40ギガビットでの高速データ転送も可能。
入出力端子はHDMI 2.0bポート、DisplayPort 1.4ポート、USB-Cポート×2、USB-Aポート×2、SDカードリーダー、3.5mmイヤホンジャックがあります。
第7世代InfinityBook Pro 14の販売価格は1634ユーロ(約23万7000円)から、ストレージエディションは1834ユーロ(約26万6000円)から購入可能です。
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