Galaxy AIに頼る場面がグッと増えそう。
昨年4月に発売されたGalaxy S24シリーズはかこって検索やボイスメモの要約機能などが使えるAIフォンとして注目を浴びましたが、その後継機となるGalaxy S25シリーズが早くも発表されました。
S25シリーズの目玉機能ともいえるのが、これまで以上に賢く進化したGalaxy AI。それが一体どのような体験をユーザーにもたらすのか。2月の国内発売を前にさっそく触ってきました。
Galaxy S25 Ultraの本体角は丸いデザインに
まずは変更が加えられた本体デザインから。前モデルのS24 Ultraと比較すると、最新モデルの角は丸みがかったデザインへと変わっています。こうして見るとカメラ部分以外の外観はiPhoneやGoogle Pixelと似た形状のようにも見受けられます。
S24 Ultraとの比較ですが、厚みは8.6mmから8.2mmへと薄くなり、重量も約233gから約218gへと軽量化が実現しました。薄くて軽いスマホは大歓迎です。
ちなみに本体の角が丸くなった一方で、側面に関しては湾曲デザインからフラットなデザインへと変わっています。また遠目から見ると、S25 Ultraは背面カメラのレンズ部分の存在感が増しているようにも見受けられました。
カメラ機能に関するハードウェアアップデートですが、S25 Ultraは背面の超広角カメラの画素数が5000万画素にアップグレードしています。また、マクロ撮影はS24シリーズと比較してディテールが4倍向上したとのことなので、これまで以上に近距離での撮影が捗ること間違いなしでしょう。
その他のS25 Ultraのハードウェアに関する変更点については、ディスプレイサイズが6.9インチになったり、チップセットにSnapdragon 8 Elite for Galaxyが採用されていたり、Wi-Fi 7に対応した点が挙げられます。
さらに賢くなったGalaxy AIのおかげで、生活がもっと便利になる予感
Galaxy S25シリーズと同時にお披露目された最新Galaxy AIですが、これまで以上に頼れるAIパートナーとして進化している印象を受けました。
新機能の1つ「Now Brief」は、ユーザーの生活パターンに合わせて必要な情報をまとめてお知らせしてくれるというもの。
たとえば朝にチェックすると、その日の天気予報やスケジュール、トップニュースに加え、昨晩の睡眠状況などをまとめて教えてくれます。
逆に夜に確認すると、明日の天気予報やその日撮影した写真、訪れた場所、不在着信履歴などを表示してくれます。個別にアプリを開くことなく、欲しい情報を1箇所でまとめて確認できるのは便利ですね。
ほかにもGalaxy AIの新機能として「アプリ間のシームレスな連携」が可能になりました。サイドボタンを長押し後、リクエストを一言伝えるだけで、複数タスクをこなしてくれるというものです。
たとえば、「Galaxy Unpackedはいつ?カレンダーに追加して」と伝えれば、開催日時をネットで検索した後にカレンダーに情報を追加してくれます。またYouTubeの動画内で気になるアイテムを見つけたときは「この動画で紹介されているアイテムをリスト化してノートにまとめて」と伝えるだけで、Notesアプリに情報をリスト化してくれるとのことです。
検索+カレンダー、YouTube+Notesといった組み合わせのようにアプリ間の連動が可能になったのはメーカー初とのこと。残念ながら会場内ではこの機能を試すことはできませんでしたが、デモ映像が流れたときは会場もザワついていたため期待が高まります。
生成AI編集機能に関しては、消しゴム機能がこれまでより精度が上がっている印象を受けましたが、なかでも興味深かったのがGIF作成機能です。
これは動画の切り取りたい部分を選択することでGIF化して保存できるというもの。推しの好きなシーンを何度もリピートして見るのに使ったり、友人にお気に入りのシーンをGIFとして送るのにも便利そうです。
国内大手キャリアではdocomo、auに加え新たにSoftBankでの導入が決定したGalaxy S25シリーズ。
docomoのみ2月中旬以降の発売となりますがau、SoftBank、Samsung Onlineでの発売日は2月14日 (金)です。
また、Samsungオンラインショップでの販売価格はGalaxy S25が税込12万9,000円〜。Galaxy S25 Ultraが税込19万9,800円〜となります。
Source: Samsung