ワイングラスが音波で割れる瞬間、スローモーションだとこんな感じ!

GIZMODO

肉眼では見られない世界へようこそ!

同じ映像でも、スローモーションにするとよりドラマティックに感じることってありますよね。ハリウッド映画の世界でもハイスピードカメラ(高速度カメラ)を使用するのはもはやお決まり。同じような技術を使って、ユーチューバーの The Slow Mo Guysワイングラスが音波で割れる瞬間をキャッチ。

いやいや、ユーチューブで同じような動画は何万とあるのでは? と思うかもいるかもしれません。でもこの動画で注目すべき要素は2つあって、1つはハイスピードカメラに関する彼らの専門知識、もう1つは通常何千万円とする「Phantom TMX 7510」という使用機材です。これにより、脅威の187,500FPSで映像を捉えることに挑戦。

実際にワイングラスが音波で割れる瞬間を目の当たりにしたことがある!という人のほうが珍しいかもしれませんが…とりあえずこの機会に7,500倍スロモ再生だとどんなものか最新カメラのレンズを通して見てみましょう。(グラスを割るための高音が流れるので、特にイヤホン使用の人は音量要注意です!)

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Video: The Slow Mo Guys/YouTube

全体で11分超にわたる動画では、音波、音量、ワイングラスの位置、カメラの再生スピードなど条件を変えながら実験を繰り返しています。

まず1回目の実験(1:52)では、504hzでポーンと高音が鳴り始めてから程なくしてパリーン(1:55)と一気に割れたワイングラス。この瞬間をまずは82,000FPSのスロモ再生でみてみると、音波に反応するグラスが最初はブイーン(2:11)と液体のように揺れていたと思ったら、まるで卵が孵化する瞬間のようにパキン(2:22)とヒビが入り、すぐにそのまま割れたのがわかります。

そして2度目の実験(4:09)では、新しいワイングラスを用意して506hzの高音を流すことに。これを187,500FPSのスロモ再生にすると、ご覧の通り(4:15)じわじわとヒビが入るのがわかります。

その後データ切れ、スピーカーから煙が出るなどのアクシデントを経て、3度目の実験ではこのような映像が撮れました(5:39)。印象的なのは、グラスが割れてからも破片が飛び散りながらブイブイと動いていること。また、ワイングラスに水を入れた状態だとこの通り(7:10)水がブワブワしているのが面白いですよね。

実際には一瞬の出来事も、こうして見ると細かいところでいろいろなことが起きているんだな、と改めて。皆さんはこの技術でどんな瞬間を見てみたいですか? 私はこれで猫の観察を一生やっていられる気がしちゃいます。

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