これがポタ電の究極形態。発電+蓄電のハイブリッド

皆さん、ポタ電の弱点ってどこだと思います? そうですね「充電」です。コンセントから電気がこない非常時に、バッテリーを使い切ったらただの箱。

家庭向けプロダクトとしてポタ電を発表したKOSHIN(株式会社 工進)は、このウィークポイントへも切り込んでいます。なんと2400Wのポータブル電源と1800Wのインバーター発電機のコンビを開発中とのこと。そう、ポタ電と発電機のハイブリッドシステムです。

電気がないならガソリンで発電すればいいじゃない

Photo: 工進

こちら、ポタ電(蓄電池)&発電機としてそれぞれ使えるんですが、繋いで連携させることもできます。

連携させておくと何がいいのか? というと、ポータブル電源の残量(電池残量10%)を検知して発電機が自動的に始動、発電をスタート。満充電(約80〜90分)で発電機が自動停止。といった自動連携のハイブリッド蓄電・充電システムが構築できるんです。

ほら、発電機ってエンジン回すので音もするし排気もあります。室内じゃあ使えないけど、このシステムならポタ電は室内、発電機は室外。と分離できて使い勝手良し。発電機側の燃料はガソリンなので、ハイブリッド車を非常時の電源として使う方法に通じるところがありますね。

まぁ、ガソリンは携行缶での輸送や保管などちょっと気を使うところがあり、一般家庭向けかと言われたら、う〜ん…? なんですけど、ガソリン燃料から非常時の電気を作り出せる・貯められるシステムって家庭用の安全装備の究極形態とも言えるのでは?

Photo: 工進

デザインもギア感あってカッコいいので、郊外の静かなお家をお持ちの方は発売を待ってみましょう。2025年1月予定です

Source: 工進