ついにiPhone 17のカメラに機械式絞りが搭載される?

これ来てくれたら本当にうれしい!

スマホで写真を撮るのが好きなiPhoneユーザーさんは、2ヶ月後のiPhone 16ではなく、来年登場予定のiPhone 17を待つことを強くオススメします。

その理由は、iPhone 17にはカメラ好き待望のあの機構が搭載される可能性があるから。

iPhone初の機械式絞りが来るかも

Mac Rumorsによると、iPhone 17(全てのモデルか一部のモデルかは不明)ではレンズに機械式の絞りが採用される可能性があるとのこと。絞りとはカメラのレンズにおいて光量を調節する機構のことで、絞りが動くことで光が入ってくる量を調整します。

この絞りが影響してくるのが、写真のボケです。絞りを開ける=光量を増やすとボケ味が強くなり、絞りを狭める=光量を減らすとボケ味が弱まりピントの合う距離が広がります。

絞りを変えるとボケにどんな変化が出るのか、実際にデジカメで絞りを変えて撮影してみました。

Photo: ヤマダユウス型

左の写真が絞りを大きく開けた写真でで、右が絞りを閉じた写真。F値で記すと左がF2.8で右がF10です。背景の植物のボケ感がかなり違っていますね。

つまり、機械式の絞りを搭載することでiPhoneでもデジカメのような自然なボケ表現ができるようになる、かもしれない。Xiaomi 14 Ultraや、古くはGalaxy S9も機械式絞りを搭載していますが、どちらも本格的なカメラ性能が特徴でした。

コンピュテーショナルな写真表現からの脱却?

「でもiPhoneのポートレート撮影ではきれいなボケが作れるよ?」と思うかもしれませんが、あのボケはデジタルで生成された、いわば加工です。背景次第ではきれいなボケになるものの、状況によっては変なボケになっちゃってることも少なくない。

Appleの写真がコンピュテーショナルなものから光学的なものに移行する。そう断言するには時期尚早ですが、光学的な表現とデジタル的な表現のよいバランスを狙ってくれるんじゃないかと期待しています。少なくとも、写真の質としては大いなる向上が見込めるはず。

一方で、この絞り機構はフロントカメラのみに搭載されるという噂もあったり。Pixel 9もフロントカメラに大きなセンサーを載せてくるみたいですし、これからはセルフィーの質で競うという流れもなくはない話です。

でもやっぱり、背面カメラできれいなボケ写真を撮ってみたいなぁ。

Source: Mac Rumors