キーボードに魅せられた人でもこのレベルはさすがに…。
高級キーボードといえば、その価格帯は3万〜4万円といったあたり。タイピングの快楽を求めたものが行き着くと言われているHHKBも、4万円に届かないくらいの価格帯です。
しかし、やはり上には上がいるもの。インターネットは広大なのです。
「Nooir Noland N1」というこのキーボード、そのお値段は1,239ドル(約19万円)もするそうな。キーボードでそこまで高価になることある!?
究極の打鍵感を目指した浮遊構造
このキーボードの特徴は、浮いている点。6組のサスペンションと2組のマグネットから成るLucas Suspension Systemにより、キーエリアはフレームから分離されるかたちになっています。
この構造の目的は、打鍵した際の不要なフィードバックの軽減。キーを浮かせることで入力時の底打ち感を低減させ、かつ磁石が生み出す上方向の推力により滑らかな押下感を得られるそうです。
キートップが無いとこんな見た目に。いわく、タイピングの感触は軽やかで、音や衝撃もよく軽減されているとのこと。ハンモックに置いたキーボードを入力するとこんな感じなのかな。正直、全く想像できません(なぜなら普通キーボードは浮いてないから)。
天才と狂気は紙一重と良いますが、ギリギリ狂気にいっちゃってるタイプのブツじゃないかな…。だって19万円って、下手したらPC本体よりも高価なキーボードですよ?
ひとまずレビューを見てみましょうか。
お、打鍵音はすごく良いな。キーボードキットでの販売なので自作する必要はありますが、唯一無二の打鍵体験と考えればプライスレス…なのか…?
Source: ClickClack, YouTube