今月から全ユーザーに無料開放されるGoogleの「ダークウェブレポート」ってなに? 使い方は?

個人情報が漏れていないか気になる…。

そういう人にとって重宝しそうなのが、Googleが提供するダークウェブレポートです。2024年7月下旬から、Googleアカウントを持つすべてのユーザーに無料で開放されます。

ダークウェブレポートとは?

そもそもダークウェブとは「ユーザーが他のユーザーや法執行機関に対して自分の身元と場所を隠すことができるインターネット領域のこと」。このダークウェブでは、不当に収取された個人情報の売買が行われることもあります。

ダークウェブレポートとは、ダークウェブ上に自分の個人情報がリークしていないかをチェックできるGoogleのサービス。

今までは、Googleの有料サービス「Google One」の機能のひとつでした。これが、今月下旬からgoogleアカウントを持ち、ログイン状態にあるすべてのユーザーに開放されます。細かくいうと、「あなたに関する検索結果」という機能と統合されます。

個人情報を自分自身でも守るために

「あなたに関する検索結果」と「ダークウェブレポート」は、どちらもネット上において自分の情報が不適切に公開されていないかを確認するための機能です。

ダークウェブレポートは、ダークウェブに自分の個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)がリーク、不適切使用されていないかどうかを調べることができます。

あなたに関する検索結果は、Google検索の結果から自分の個人情報を探して削除依頼できる機能。従来の削除依頼よりもプロセスが簡単になるのがメリット。

ただし、7月17日現時点では、あなたに関する検索結果はまだ日本地域に対応していません。

今すぐなんとかしたい人は?

ダークウェブレポートの全ユーザーは今月下旬から順次公開。あなたに関する検索結果が日本対応するのはいつかわかりません。

今すぐ個人情報が漏れてないか確認したいという人は、Googleのダークウェブスキャンがすぐ使えます。また、今すぐグーグル検索の個人情報を削除してほしいという人は、削除依頼をかけることもできます。

Source: Google

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