ファンメイドの究極系とみました。
互換機があっちこっちから発売されているゲームボーイですが、ここまで初代ゲームボーイのスタイリングや機能を再現しているモノはないでしょう。だってボタンはABボタンだけだし、通信ケーブルが挿せそうなコネクタもついているし!
余計なエミュレータの機能はいらない。僕らはオリジナルと共にありたいんだ。そんな思いが込められていそうなコチラの名前は「ModRetro Chromatic」。Qculus Questを開発したパルマー・ラッキーさんの新作です。
ゲームボーイと同じ解像度のパネルを使ったこだわり仕様
いまどきこれってコスト高でしょ、と感じたのがディスプレイ解像度。ゲームボーイ/ゲームボーイカラーと同一である160×144ピクセルしかないんです。当時のグラフィックの見た目をそのまま再現したかったのでしょう。
進化ポイントもあります。バックライトが入っているんですよ。オリジナルのゲームボーイはバックライトがなかったため、明るい場所では画面が見えにくくて遊びづらかったのだけど、ModRetro Chromaticなら大丈夫ってわけ。
ゲームはゲームボーイ用またはゲームボーイカラー用カートリッジを刺すタイプ。エミュレーター系ハードにありがちな「自分の持っているゲームのROMを吸い出して使ってね♪」(どうやって!?)な投げっぱなしスタイルとは違います。
The ModRetro Chromatic is the best way to play Game Boy® and Game Boy Color® games, my ultimate tribute to the most important handheld console of all time. @ModRetroHub@GameStop@Tetris_Official@KossHeadphonespic.twitter.com/E6BWx5I490
— Palmer Luckey (@PalmerLuckey) June 3, 2024
ModRetro Chromaticには合法なテトリスカートリッジが付属するから、昔に買い集めたゲームボーイカートリッジがなくても大丈夫。さらに開発元であるModRetroは独自のゲームもリリース予定でおもしろい
ModRetro Chromaticが売れたら、古くて新しい携帯ゲームプラットフォームとして注目されるかもしれないし。
START/SELECT/A/B表記ではなく、スタート/セレクト/エー/ビーの日本語(カタカナ)表記が選べるところは、日本に対してのリスペクトがありそう。
カラバリは全6色。お値段は3万1800円(税別)。現在予約受付中ですよ。
Source: ModRetro