汗×熱気=レンズ曇りを改善するレーシングエアスリット付きフェイスカバーも良き。
製造コストを下げるためか、標準のヘッドストラップは簡易型すぎてずれやすく、頭フリフリしちゃうアクションゲームには不向き。1998年からゲーマーに愛されるアイテムを作り続けてきたRazerが、そんなMeta Quest 3用に、ホモ・サピエンスであればどんな頭蓋骨にもフィットしそうなヘッドストラップシステム「Razer Facial Interface and Adjustable Head Strap System Authorized for Meta Quest 3」を出すんだって。名前長いな。
固いプラパーツではなく、柔らかくサイズ調整がしやすいナイロンベルトを採用。頭頂部から後頭部の凹みがあるところまで抱え込む形状です。
これならVRバトロワの『Constractors Showdown』も、密かに迫ってくるインポスター対策で首振り確認しなくちゃいけない『アモアスVR(Among Us VR)』も、視界はVRに合わせきったままプレイできそう。
てっぺんのストラップだけではなく、側面のストラップも個々に微調整できるベルクロベルトスタイル。アイアンクローを食らうかのようです。VR睡眠はしやすそうだけど、髪型は確実に崩れます。そこに配慮も遠慮も一切ない構造は、まさにゲーミングギアにふさわしい。
ガチゲーマーはマスト
またRazer Facial Interface and Adjustable Head Strap System Authorized for Meta Quest 3は、ヘッドストラップだけではなくフェイスカバーもセット販売されます。このフェイスカバーをよく見てみると、鼻部分がカバーされている上、上部側面に計4カ所のエアスリットが掘られています。
外部の光が入らないようにしたい。そうすると汗由来の湿気がこもりやすい。だから空気の抜き穴を増やしたのでしょう。
お値段はセットで139.98ドル(約2万2000円)。ヘッドストラップ、フェイスカバー単体がそれぞれ69.99ドル(約1万1000円)。サードパーティ製としてはかなりリッチな価格帯ですが、VRゲームで勝ちたい人にはオススメですよ。
Source: Razer