レゴで解剖学を学ぼう。
1万人からのサポートで製品化への道が拓けるレゴ アイデア。世界中のレゴ・ビルダーが作った力作が並び、市販のキットにはない独創性が魅力です。
ドキドキするレゴ
執筆時に902人からのサポートをゲットしていたのが、Anatomical_Brickによる動く心臓模型「MOTORIZED BEATING HEART」。解剖学的に正確で動く心臓を目標に作られました。
作者は生物の内蔵に興味を持っているのですが、レゴでこうした模型がなかったことがきっかけになったとのこと。
相談した数人は、みんな口を揃えて「動くようにした方が良い」と言うので、数カ月に渡る試行錯誤の末に完成したのだそうです。
鼓動のための工夫
要となる可動パーツには「レゴ・テクニック」が用いられ、鼓動に合わせて高さと幅が変動するよう工夫されています。レゴは硬いプラ製のパーツですが、関節に設けられた隙間や輪ゴムが使われ、柔らかい動きが再現されています。
サイズは本物の心臓の3倍ほどで、電池で動いて心拍数は毎分55回とのこと。スタッフのお勧めにも選ばれているので、名作になる予感がします。
レゴの組み立てはSTEM教育に役立つでしょうし、完成後は医学的な学びもありますね。インテリアだけでなく、小児科や理科室に置いても良さそうです。
Source: LEGO IDEAS via YANKO DESIGN