BOSEのポータブルスピーカーをデスクトップPCのスピーカーとして愛用してきたのですが、バッテリーの寿命がきてしまいメーカー修理にだすことに。
数週間とはいえスピーカーなしの生活は不便なので、急遽Amazonセールで3000円だった、Creativeのスピーカーを購入しました。
エージングで大変身
こちらがそのCreative「Pebble V2」。
手頃な価格で音質が良いと評判のPC用スピーカーです。
設置してみるとこんな感じ。シンプルかつキュートなデザインで、見た目はかなり気に入りました。
が、しかし、肝心の音がどうもしっくりこない…。
長年使っていたBOSEのスピーカーとは価格帯が違うので、比較するのはナンセンスとわかりつつも、少し残念な気持ちに。イコライザの調節で多少マシにはなったものの、「BOSEが修理から返ってきたらお役御免だな…」なんて思っていました。
ところが、一週間ほど使っていると、こもったようでヌケの悪った音質が、クリアかつ豊かな音に大変身。新しいスピーカーをしばらく使うことで、振動板などを音の振動に慣れさせ動きをよくする「エージング」の重要性をあらためて実感しました。
これなら十分使っていけると判断し、方針転換。BOSEが修理から返ってきた後も、PCのスピーカーは「Pebble V2」を使っています。
動画コンテンツ向き
「Pebble V2」はステレオ(スピーカーが2台)というのも、気に入っているポイント。
モノラル(スピーカーが1台)のスピーカーと比較すると、空間表現は圧倒的に優れており、左右で異なる音を出すこともできるため、より臨場感を味わうことができます。PCでは音楽鑑賞だけでなく、YouTubeやNetflixなどで動画を観ることも多いので、これも大きなメリットでした。
有線も悪くない
「Pebble V2」とPCの接続方法は、AUX端子とUSB-Cによる有線接続。
Bluetooth接続のものと比べると配線が必要という欠点はありますが、持ち運びをしないデスクトップ用であれば、大きなデメリットではないと感じています。
また、Bluetooth接続では、接続が切断されるなど不安定になることが時々ありましたが、有線接続ではそのストレスから開放されました。
「Pebble V2」から伸びているUSB-Cは給電用なので、PC以外と接続して使うことも可能。
USB-CからUSB-Aへ変換できるアダプタも付属しているので、USB-CポートのないPCや充電アダプタでも対応できますよ(最大出力を発揮するには、10Wが供給可能なUSB-CポートやUSB-C電源アダプター、5V/2Aの出力が可能なUSB-A電源アダプターなどを使用する必要があります)。
スマホやタブレット、ノートPCなど、なるべくワイヤレスで使いたいガジェットのスピーカーとしても活用したい方は、Bluetoothモデルも発売されています(マイク入力端子付きの高音質モデルもありました↓)。
Photo: SUMA-KIYO