ご飯なんて鍋1個あれば炊けますし。
一人暮らしを始める時、炊飯器を買ったのですが、結局忙しくて使うことなんてほとんどありませんでした。だったら代わりにホームベーカリー買っとけばよかったと、ウン十年経った今ごろになって激しく後悔してます。
というのも最近、中古のホームベーカリーを買ったらほんっとうにパンがおいしくて。「この美味しさを知らないまま死ぬところだった。大昔の自分に教えてあげたい!」となってしまったんです。
手軽に美味しいパンが作れる
筆者はアメリカ在住。中古の象印「Home Bakery Virtuoso®Breadmaker BB-PAC20」(※リンクは一世代新しいもの)にしたんですが、ちょっと置き場所に困るぐらい巨大。
日本ではひとり暮らしの人でもOKなサイズ感で高性能なものがたくさんあり、うらやましい限りです。↓
別にボウルでこねたって、餅つき機でこねたってパンは焼けますが、ホームベーカリーはイーストを発酵するときに、上からも下からも温度を管理してくれるので失敗が少ないのが特徴。
やることと言っても、こんな風に秤にパンケース(内窯)ごと乗っけて材料を計量して入れるだけ。小麦粉、バター、塩、砂糖ときて上にくぼみをつくってイーストを投入すれば、おしまいです。
こね/発酵/焼くが自動なので、めんどくさい成型も苦になりません。生地を好きなようにまとめてスタートボタンを押すだけ。
さっそく焼いてみましたが、ほんとにボタン1個で自己ベストなパンを焼くことができました。
自炊の幅がグッと広がる
Facebookには象印のホームベーカリーでパンを焼くグループなどもあって、つくレポなんかも盛ん。今回焼いたマーブルブレッドも、たくさんのいいねを貰いました。
水と小麦粉をぶくぶくさせてサワードウスターター(発酵種)を作れば、永久にイーストを買わなくてもパンが焼けます。
また、グルテンフリーのレシピも満載なのでグルテンアレルギーの人も安心。ピッツァ生地やジャムも作れたり、なんならうどんやパスタ、肉まんやピロシキの皮もできちゃうので、炊飯器を買うより料理の幅は確実に広がると思いますよ。
ちなみにパン切り包丁は日本のAmazonから取り寄せたサンクラフト製。怖いほど切れます。
Photo: satomi