レトルトカレー専用の「パックごはん」。とある工夫で絶妙にマッチング

先月、JA全農こと全国農業協同組合連合会さんのXがおもしろそうな商品を発表しましてですね。

パックごはんの新商品「カレー専用極めごはん」。いわく、家庭でカレーライスを手軽に味わうために開発されたパックご飯だそうな。なんだそのニッチなターゲッティングは…。

こんなおもしろそうなもの、食べてみるっきゃないでしょう。Amazonで12個セットで売っていたので早速買ってみました。パッケージから漂うカレー専用感たるや。

カレー向けの工夫が随所に

いわく、近年のカレー市場はルーカレーよりもレトルトカレーの方が売れているそうな。個食や時短の影響かもしれませんが、カレーって一人分だけ作るのは面倒ですし、ふと食べたくなったときはレトルトが便利。

となるとご飯も一人分が欲しいよねって流れで、パックご飯に繋がるわけです。

今回は、パックご飯の定番「サトウのごはん」も用意しました。「カレー専用極めごはん」のお米は山形県産「雪若丸」を使用し、ガス直火抱きのふっくら感が特徴とのこと。カレー向けに硬めに炊いているのも良いですね。

容量は「サトウのごはん」が200gなのに対して、「カレー専用極めごはん」は230g。これもレトルトカレーの容量を踏まえてのやや多めサイズとのこと。「サトウのごはん」とレトルトカレーを合わせるとご飯が足りなくなるのは、人生で何度も経験してます。

開け口をピロっと開けて、500Wもしくは600Wで約2分レンチン。「サトウのごはん」よりも容量が多くともレンチン時間は同じ。

いざ、実食

レンチンの裏でレトルトカレーを湯煎して、10分もしないうちにカレーセットの用意できました。カレーにはレトルト食品のパイオニアたる「ボンカレーネオ 中辛」をチョイス。具材がデカぁい!

カレーに合うよう水分量を減らし硬めに炊いてあるおかげか、お米の粒立ちもしっかりしてますね。実際、我が家もカレーの日は水量を減らして硬め炊飯を狙ってます。

気になるお味ですが…しっかり美味しい! お米の硬さも程よく、カレーをまとってもお米の歯ごたえを感じられます。なるほど、これがカレー専用…!

比較として食べた「サトウのごはん」は、もうちょっと水っぽくてお米の甘さが際立っていました。お米単体で食べるならこっちの方が好みだけど、カレーと合わせるならシャバみが気になるかな。どちらも良さがございます。

最速カレーセッティングのためのパックご飯

結論としては、カレー専用を名乗るに相応しいポテンシャルだったなと。パックに直接レトルトカレーをインできれば洗い物いらずでしたが、さすがにそれは厳しいサイズ感か。

って全農さん自ら試してるんかーい(指差しツッコミ)。でもこれ粘性の高いカレーでは厳しそう…。良い子はお皿を使いましょ。

なんせ、これほどスピーディーに美味しいカレーをいただけるのはQOL高し。通常のパックご飯とは分けて、我が家でもキープしておこうかな。

Source: JA全農, Twitter