動画公開から20分でバレたそうな。
10年以内には1家に1台の普及を目指し、お料理も草刈りも日常の家事を手伝う2足歩行型ロボット「Optimus(オプティマス)」。
自動車メーカーTESLA(テスラ)の社長イーロン・マスクが推しているロボで、先日第2世代に進化しました。
シャツがたためるようになった
スクワットもダンスもできますが、指先の触覚センサーと高い自由度で手先が器用なのも特徴のひとつ。
そこで新たに、シャツをたたむというデモンストレーション動画が公開されました。
Important note: Optimus cannot yet do this autonomously, but certainly will be able to do this fully autonomously and in an arbitrary environment (won’t require a fixed table with box that has only one shirt)
— Elon Musk (@elonmusk) January 15, 2024
イーロンの説明にはこうあります。
大事な補足:オプティマスはまだこれを全自動で行なえないけれど、いずれ完全自動で、任意の環境にてできるようになります(固定されたテーブルと1枚だけシャツが入った箱は不要です)。
いやぁ、さすが第2世代の器用さはスゴいですねー…なんて思っていたら?
おわかりいただけただろうか
ではここで、お手数ですがもう一度動画を見てみてください。今度は画面の右端にご注目。
‘Hand’ in lower right at edge of screen comes in/out of frame echoing movements. 👀👀👀. . pic.twitter.com/rW5AjHY2nW
— Lisa #TeslaTruth (@TeslaLisa) January 15, 2024
端っこで見切れてチョコチョコ動くもの、なーんだ? それは遠隔操作する人のグローブが、チラ見えしているんです。
オプティマスの動きがあまりにも自然ですが、隣の人間の動きをリアルタイム反映させていたんですね。だからこそ、イーロンが「まだこれを全自動で行なえない」と言っているわけです。
はじめから映しときゃいいのに
人によってはインチキだと感じるかもしれませんが、遠隔操作でもこんなことができる技術は大したモンだと思います。カメラと両腕があれば、地球の裏側にいても外科手術ができるかもしれませんし?
まぁ最初から隣の人間も一緒に映っていたら、こんなに突っつかれずに済んだんでしょうけどね。