ビジネスパートナーはデスクトップに置ける。
人によっては朝から晩までお世話になる生成AI。最も知られて使われているのは、おそらくOpenAI社の「ChatGPT」ではないかと思います。
そんな生成AIが卓上に置けて、お喋りできたらどんなに便利でしょうか?
生成AIが話し相手になる
ほとんどの生成AIとは、PCやスマートフォンからタイピングをして、テキストでのやり取りですよね。
ですが、WEHEADの「Wehead GPT Edition」は、人の頭のような筐体に複数の画面が搭載された頭型ディスプレイ。そこには架空の顔が映し出され、表情豊かに対話ができるようになっています。
画面の中の顔は瞬きも、喋りと口の動きもマッチしています。今や顔も声もAIで作れる時代ですし、リップシンクでテキストを音読しつつ、口の動きを合わせるのだって容易ですからね。
上の男性はBro.(ブロー)、次の女性がLuna(ルナ)で、この次がZetta(ゼタ)と、すでにキャラクターが作られているようです。
最初はオンライン会議用だった
もともとは遠隔地にいる人が、テレプレゼンスとして会議に参加するなどの利用方法が想定されていた「Wehead」。ですが、「ChatGPT」と統合することで、新たな道が開拓されました。
筐体にカメラがあるのは、遠くにいる人が相手の様子を見るためにあった名残りなのでしょうね。
有名人を表示することも
カスタマイズは可能なようで、展示会では元プロレスラーで俳優のドウェイン・ジョンソンが画面で喋っていました。
憧れの著名人と話せたら楽しいでしょうけども、諸々の権利的にどうなのでしょうか?
しかし、例えば亡くなった家族と対話できたら、ちょっと心が和むかもしれません。パートナーに初音ミクやVtuberみたいなアニメ顔を好む人も少なくないかもしれませんけどね。
買ったら高いがレンタル可能
もし購入するなら価格は4,950ドル(約71万円)。借りるなら月額199ドル(約2万8500円)です。話し相手になるChatGPTが欲しいならコレですね。
Source: WEHEAD, YouTube, Instagram via YANKO DESIGN