未来にはワクワクが控えています。
毎日新しい技術やテクノロジーが開発され、進化の中にあるこのガジェットワールド。2023年は、僕らの身近な体験も変化しそうなアイテム・サービスたちが多々発表されました。
ひょっとしたら、今年の遊びは、仕事は、生活は。ちょっと変わったものになるのでは?
1.Bluetooth新機能「Auracast」。イヤホンの価値が変わる
テクノロジーは日進月歩で進化。僕らのスマホやPCで頻繁に利用する「Bluetooth」にも、新しい体験がやってきます。
「CEATEC 2023」で展示されていたのは、Bluetooth LE(Low Enagy)のオーディオ規格「LE Audio」に含まれる新機能。「Auracast」。
この規格に対応することで、公共の場などにある端末を選んで、ブロードキャストを楽しんだり、アナウンスを聞くことができるんです。つまり、狭粋のFMラジオみたいな聞き方ができるってわけ。
この規格が広まれば、「イヤホンつけっぱなしで自分の聞きたい音」を選んで聞ける世界がやってきます。
2.モバイルバッテリー選びが終わる
スマホが必要不可欠となった現代、モバイルバッテリーも必携。
サイズ・出力・使い勝手…。と、重視すべきポイントは人それぞれだと思いますが、それらすべてをカバーした、「Anker Power Bank(30W, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)」が2024年春にやってきます。
・出力30Wでスマホもタブレットも高速充電
・外出時のモバイルバッテリー(5000mAh)として使える
・電源プラグ内蔵でUSBアダプタとしても使える
・USB-Cケーブル搭載、ケーブル持ち歩かなくていい
ええ、「ぼくがかんがえたさいきょうのモバイルバッテリー」みたいなやつ。これ1台あれば「持ち歩かないといけないもの」が掃討されますね。出たらそっこーで飛びつく予定!
3.メールまで検索するGoogle Bard
僕らの仕事も楽になります。
Googleのチャットボット「Google Bard」が、Gmail、Drive、Docsとも連携できるようになりました。中でもGmeil連携は強いですよ。
Gmailが検索対象となるので、
・「◯◯からのメールを探して、最新のものを教えて」
・「◯◯からの領収書メールをまとめて。そして表を作って」
みたいなことができます。出してきた検索結果から、スプレッドシートまで作ってくれます。なんなら、返信メールの文例まで考えてくれる神機能(返信にはちょっとした罠もありますが)。
今後の仕事を、グンと楽にしてくれそうな予感がします。
4.2TBのSDカード
年末にびっくりしたのがこちらのニュース。
キオクシアが2TBのmicroSDXCカードの量産を発表。ついにSDXC規格上最大容量まで達したSDカードが今年1月(執筆時点では未販売)から実際に購入できるようになります。
これ、何がすごいのかというと、0.8mmしかないmicroSDXCカードのパッケージ内に、1テラビット(128ギガバイト) のフラッシュメモリのチップを16枚積層実装。という無茶苦茶なことをやってのけ、2022年に試作を発表してから、わずか1年で発売というロマンの集合体です。
ロマンがやってきます。値段が怖いけどさすがにこれは気になりますね。
5.USBメモリを滅ぼしそうなSSD
もう旧来のUSBメモリに、未来は無いかもしれない…。
ストレージの高速化・大容量化が進み、SSDがどんどん小型化している昨今。そろそろUSBメモリの役目を置き換えられるのでは? みたいな期待感がありましたが、もうそれは現実になりつつあります。
エレコムが小指の先サイズのキャップ式SSDを発売。
・PCの外部ドライブとして使えます
・TVの録画ストレージとして使えます
・ゲーム機のストレージとしても使えます
・で、容量は最大1TBあります。最大速度は600MB/sです。
それでいて250GBモデルが4,800円でポチれます。
もうむり、USBメモリ生きられない。