買い替えた方が安いみたいですけど。
とうとうWindows 10のサポート期限まで2年を切ってしまいました。それまでに新しいOSの動くマシンへ移行できる人はいいのですが、なんとかならないものかな?
そう悩んでいたあなたへ、このほどMicrosoft(マイクロソフト)から正式なガイダンスが出されましたよ。
2025年10月以降は有償サポートへ
すでにWindows 10ユーザーに向けては、昨秋にリリースされた22H2バージョンで、新機能の追加などのアップデート配信は終了しています。現在はセキュリティ更新プログラムのみがリリースされているものの、2025年10月14日を最後に、そのサポートも終了することが明かされていました。
しかしながら、Microsoftはサポート期限が終了してしまっても、有償のESU(拡張セキュリティ更新)サブスクリプションを提供することを約束。
つまり、このESUサブスクリプションにさえ加入していれば、引き続きWindows 10ユーザーに向けてセキュリティ更新プログラムが配信され、一応は安全に使い続けられるということになりそうなのです!
使い続けるのは得なのか?
実はWindows 7ユーザーに向けては、ビジネスでの利用を想定したESUサブスクリプションが、最近まで提供されていました。
ただ、決して安いものではありません。わかりやすい例として、クラウドでWindows 11のマシンにつなげて使えるサブスクリプションの「Windows 365」に目を向けてみましょう。
このサブスクリプションをWindows 10のマシンからつないでいるユーザーには、無償でESUの特典も付きます。ですが、最低でも毎月4,000円はくだらない料金が必要に…。
現時点では、Microsoftからサポート期限終了後のWindows 10向けESUサブスクリプションの価格は、アナウンスされていません。企業向けには年間契約となりそう。
個人ユーザーに向けて、もう少し手の届きやすい月額設定が設けられる可能性はあります。でも、もし年間数万円の出費が加算されるなら、早々と新しいOSを無料で使えるマシンに買い替えた方が、よほどの事情でない限りは得策となりそうですよね。
もしやWindows 11の次のWindows 12へ、来年は一気に進む流れとなるやも?
そう考えるならば、どんなに名残惜しくとも、そろそろWindows 10とは訣別のときが近づいていると覚悟を決めるのがよさそうです。
Source: Microsoft