毎年運動会になると高倍率のムービーカメラが大活躍!
いや、正しくいうと「我が家では運動会くらいしかムービーカメラの出番がない」ですね。普段のイベントはiPhoneのカメラで撮っちゃうし、高倍率ズームはそんなに要らない。
なので、運動会の準備をするたびにムービーカメラ面倒だなー…iPhoneと一緒に構えるのも骨が折れるしなー…。って思っていました。
大事な運動会、思い出をしっかり残したいという気持ちもあるんですけど、もっとカジュアルに挑んでもいいんじゃないかなって。
そして悩んだ結果、今年はiPhone 15 Pro一本で行く! と決断したんです。
動画撮影解像度をフルHD→4Kに変更
iPhone 15 Proを運動会カメラにするにあたって、変更したのが動画の撮影解像度。こちらは4K/60fpsを採用。
これまでデータサイズが大きくなるのを懸念して「1080p/60fpsでいっかー!」と妥協していたんですけど、メインでいくとなると、そしてズームメインで撮影するとなると、解像度はちょっとでも稼ぎたいですしね(動画編集にコダワリがあるわけじゃないので、ProResは想定していません)。
4Kで撮影した動画がこちら。フルズーム(x9)してもiPhoneの画面で見るなら、それなりに耐えられる画質でした。
拡大すると絵画調のベターっとした色表現になっちゃうのは事実なんですけど、わちゃわちゃ動いている子供をiPhoneの画面で見る分には十分かなって。
ただ、これは我が家の古くてフルHDでしか撮れないムービーカメラが比較対象。高倍率で4K撮影できる新しめのムービーカメラや、高倍率の一眼用レンズをお持ちの方は、絶対にそちらで撮った方が良いと思います。大切なお子様の記録ですから。
USB-Cが最高だった。動画のバックアップが楽過ぎる…
あと、今回思い切れた大きな理由がUSB-C対応です。
これまで、4Kとかバカでかい動画、外部にバックアップしたくないよ…。って思ってたんですけどね。もうそれは過去の話。iPhone 15 ProはUSB-Cなので! 外付けSSD、直接ぶっ刺して保存できるので、4K撮影常用化していいなって。
転送の進行を見ていると、600MBクラスの動画は写真を転送しているかのように一瞬でコピー完了。4.7GBの動画はちょっともたつきまして約8秒ほど。いやいや、十分速いです。USB-Cありがとうございます…。
こうして、総容量14GBの動画は、約35秒でSSDへとコピられていきました。
これ、Lightning(USB 2.0)のiPhone 14 Proでやろうと思ったら、転送効率100%の理論値でも約4分かかりますからね。それを昨年まで強いられていたと考えると、僕らは長年土の中で暮すセミのように忍耐強かったんだなって思います(iPhone 15のUSB-CはUSB 2.0仕様なので、今年も耐えてください…)。
連鎖的に体験がアップデートされたiPhone 15 Pro
こうして、動画を高画質で撮りにくかった→USB-Cで外付けSSDが使いやすくなった→4K画質を常用できる→運動会も耐えられる→手軽になってハッピー。
と、これまで抱えていた課題が、iPhone 15 Proで(というかUSB-Cで)連鎖的に解決されたのが印象的。僕はiPhone 14 Proからの乗り換えだったので、サイズもカメラも変わりないな…。と最初思ってたんですけど、ついにiPhone 15 Proが好きになれました。
ただ、あれこれカメラで撮ってて気づいてしまったんです。はい、お気づきかと思いますが、ズームが強力なiPhone 15 Pro Maxが羨ましくてねぇ…。
いや、常用するにはあのサイズと重量は僕にはキツイんです! でも、カメラとして! カメラとして見るなら正義はあちらにあるのです…うっぐ…うっぐ…(声にならない嗚咽)。
あぁ、来年は…ProにもMax級のズームを…なんとか。