現実と変わらないくらいの解像感があるんだって。
11月15日から17日まで、幕張メッセで開催されるInter BEE 2023。プロ用の配信機材や録音・撮影機材が世界中から集まるハードウェアフェスです。
近年はガチめのYouTuber向け機材も多く展示されるようになり、機材クオリティのチカラでぶん殴りたい方にとっても注目のイベントです。
そんなInter BEE 2023のカンファレンス情報をチェックしていたら、なにやら気になる一文を発見しました。
MetaのButterScotch Varifocalのデモ!?
VR、ARやAIを活用した先端エンターテインメント・コンテンツ技術が集まるINTER BEE IGNITION × DCEXPOのブース内で、MetaがVRヘッドセットのプロトタイプ機、コードネーム｢ButterScotch Varifocal｣のデモを行なうそうなんです。
コイツは人間の網膜に近い解像度を持つディスプレイパネルと、そのディスプレイを前後に動かす可変焦点技術によって、細かい文字でも苦もなく読み取ることができるくらいの高解像性能の実現を狙った実験機。
VR/MRヘッドセットなら、何枚もの仮想ディスプレイを出してマルチディスプレイ環境が作れるといっても、1枚1枚の仮想ディスプレイに表示する文字サイズを大きくしなくてはダメ…となってしまってはビジネス用途では使いにくい。
そこでアイトラッキングセンサーを用いて、視線の方向に合わせてディスプレイと眼の距離を自動調節、固定タイプよりも鮮明な見栄えとなるそうです。
Questシリーズに採用される技術かどうかは定かではありませんが、Metaが開発するVRヘッドセットの方向性が感じ取れるプロトタイプといえるでしょう。興味ある方は、INTER BEE 2023に行くべきですね！
Source: INTER BEE 2023
