外付けHDDって何ができるの? バックアップからテレビ録画まで、安心を手に入れよう【Amazonセール中】

買い時がやってきた。

Amazonセールなどで割引対象になりがちなことから、セールのたびに注目の製品となる外付けHDD(ハードディスク)。PCとのお付き合いが深い方なら、一家に1台や2台や3台や4台はあることでしょう。

でも、スマホがメインデバイスだったりすると、「外付けHDD? セールでよく見かけるけど、何それ?」という人もいますよね。

ギズモード編集部のヤタガイもその一人。仕事で使っているノートPCの内蔵SSDが128GBしかなく、いつも空き容量のやりくりに四苦八苦しているということで、外付けHDDについて、僕(ライター三浦)と編集部員の茂木に相談してきました。

【登場人物】

ヤタガイ ギズモード編集部員。PCよりも先にスマートフォンを使い始める。今までiCloudやDropboxのオンラインストレージをメインに使ってきたこともあり、外付けHDDの存在自体は知りつつも、どんなものなのかはよく分からない。

茂木 ギズモード編集部員。かつて外付けHDDはデータ保管用に使っていたが、ここ数年はテレビの録画用のみに使用している。

三浦 ギズモード編集部・ライター。外付けHDDを使い倒す。PCやガジェットに詳しい。

外付けHDDってそもそも何ですか?

ヤタガイ:外付けHDDってそもそも何ですか?

三浦:基本的には、PCの外部に接続するHDDだね。そこに、写真やテキストなどのデータファイルを保存することができるようになるよ。今ではテレビの録画用に使うことなんかもできる

ヤタガイ:ファイルが保存できるようになると聞くと…、私が普段使っているDropboxやiCloudといったオンラインストレージと何が違うんですか?

三浦:オンラインストレージは、基本的にPCのファイルをインターネット上のスペースにアップロードするもの。だから、インターネットに接続してないとファイルを閲覧したり、編集したりできないんだよね。

茂木:PCのファイルをオンラインストレージにバックアップする「同期」という使い方があって、それだとオフラインの状態でもファイルの閲覧や編集はできるよ。だけど、PCのストレージの容量を減らすことはできないんだよね。

外付けHDDとは

PCに内蔵しているHDDではなく、PCの外部に接続するHDD。

そこにUSBケーブルなどで接続することで、ファイルを保存(移動)することができるようになる。

外付けHDDの使用例

ヤタガイ:三浦さんは実際、どうやって使っているんですか?

三浦:俺の場合は、写真データ用の外付けHDDが2台、終わった仕事や動画などの大容量ファイルをバックアップするための外付けHDDが1台って感じかな。なるべくPCのストレージの空き容量を確保するように、直近で使うデータ以外は、外付けHDDに保存してる。

ヤタガイ:3台使いなんですね! 茂木さんはどうですか?

茂木:最近はテレビの録画に使ってますね。うちはテレビに2台つなげてます。

低価格で大容量が手に入る

Image: Amazon
バッファロー 外付けハードディスク 4TB

三浦:PCと外付けHDDをUSBケーブルで接続して、HDDをフォーマットすればすぐに使えるよ。外付けHDDの一番のいいところは、1万円以下で4TBクラスの容量が使えるところだね。

ヤタガイ:テラバイト…? 高校の授業で聞いたことがありますけど…。

茂木:ヤタガイさんのPCのストレージは128GBだから、およそ30倍の容量になるのかな。

ヤタガイ:30倍! 1万円以下でそんな大豪邸みたいな容量が使えるんですか!?

茂木:そうそう。1DKの部屋に住みつつ、めちゃくちゃデカい倉庫を借りて、そこに荷物置いとくみたいな感じだね。

ヤタガイ:4TBなんて使い切れるのかなぁ。

三浦:ストレージは余裕があったほうが、物理的にも精神的にもいいよ。俺なんか外付けHDDを3台PCにつなげてるけど、容量減ってくると不安になってすぐ買い足しちゃうもん。

アクティブ派にはポータブルHDD

ヤタガイ:へえ。でも、外付けHDDってお弁当箱みたいなサイズですよね。これだとほぼ自宅でしか使えないから、外で仕事するときに不便ですよね。

三浦:そうねー。普通の外付けHDDは電源が必要だから、モバイル用途には向いてないね。でも、PCと接続したUSBケーブルで給電ができるバスパワーで動くモバイル向けのポータブルHDDもあるから、データを持ち運びたいならそれを選ぶといいかも。

Image: Amazon
東芝 Canvio 1TB USB3.2(Gen1)対応 ポータブルHDD

茂木:ただ、据え置き型の外付けHDDに比べると割高なんだよね。あと、ちょっとデータ転送速度が遅くなる場合もあるけど、元々HDD自体がPCの内蔵ストレージに使われているSSDに比べると転送速度遅めだから、そこは割り切って考えたほうがいいと思う。

ヤタガイ:でも、1万円前後で膨大な保存領域が手に入るというのは魅力的ですね。私の場合は、ポータブルHDDのほうが向いてるかな。外で仕事することも多いから。

耐衝撃性能のあるポータブルHDDなら安心感アップ

Image: Amazon
LaCie ポータブルHDD ハードディスク 2TB

三浦:そうだね。でもちょっと気をつけてほしいんだけど、HDDは衝撃に弱いんだ。高いところから落としたりしたら、HDD自体が壊れてしまうこともあるんだよね。

ヤタガイ:う…。私、結構雑な人間で…。

三浦:一応、衝撃に強いポータブルHDDもあるから、そういうの選ぶといいんじゃないかな。ちょっと高くなるけど、安心感は増すね。

ヤタガイ:うーん、確かに。いやー、外付けHDDってすごいですね。手軽に容量増やせるし、用途によって据え置き型とモバイル用が選べるし。

茂木:HDDはいくらあってもいいから、Amazonのセールで安くなってるたびに買ってる人もいるくらいだよ。特に動画や写真、音楽をメインにやっている人にとっては、必須だよね。

三浦:外付けSSDって選択肢もあるけど、コスパを考えたら外付けHDDのほうがいいしね。

ヤタガイ:私、買います! 外付けHDD買います! いつもいつも、残り容量が200MBくらいになってそのたびにDropboxとあれこれ格闘するの、もうイヤ!!

外付けHDDは買って損なし

ということで、無事にヤタガイは外付けHDDをお買い上げ。自宅用の据え置き型と、持ち運び用のポータブルHDDをゲットしたので、もう「空き容量がない!」という不安に悩まされることは当分なさそうです。

PCのストレージは大きくて困るということはありません。でも、内蔵ストレージを拡張するのは難しいもの。一方、外付けHDDなら接続も簡単ですし、低価格で大容量を手に入れることができます。

まだ外付けHDDを使ったことがないという方も、1台買って使ってみてください。もう外付けHDDのない生活に戻れなくなりますよ!

一応、Amazonにてヤタガイが外付けHDDを購入した領収書を貼っておきます。

※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。