古い電話機にAIを組み込んでみたら、便利なコンシェルジュになったよ

電話の向こうに専属コンシェルジュがいるみたい。

最近はいろんなアプリにも組み込まれ、仕事や暮らしにちょっとした助言をもたらすOpenAIのチャットボットAI「ChatGPT」が流行っています。

使える端末はコンピューターかスマートフォンばかりですが、音声認識さえ出来れば音声アシスタントのAmazon Alexaに搭載することも可能です。

もしもしGPTさんですか?

スペインのDIYユーチューバーZoltan Tが作ったのは、ダイヤル式電話機で会話ができる「ChatGPT」の「RotaryGPT」。

受話器を持ち上げれば、ドイツ語訛りで「Hello, How Can I Help?」と答えます。

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Video: Zoltan T / YouTube

受話器に話せば恥ずかしくない

古い電話機を再利用し、最新のAIを組み込むDIYは温故知新的でもありSDGsでもあります。

音声アシスタントだと何もない空間に向かって話すのがちょっと恥ずかしいと感じている人でも、受話器を持てば違和感もありませんね。

時にはウソに注意

電話で質問に答える様子は、子ども電話相談室を思い出させます。ただ、アメリカ合衆国大統領は俳優のドウェイン・ジョンソンだなんて嘘八百も言っちゃいますけども…。

家電の操作も

天気予報も教えてくれますし、口調をフランス語訛りに変更したり、音楽アプリSpotifyで著作権に守られた音楽の再生も、動画配信サービスで任意の映画を探すことも可能。スマートホーム用のハブを経由して電化製品を操作することできちゃいます。

ホテルのフロントみたいですが、できることがかなり多くて便利ですね。

使わない電話機があるならトライ

コードは無料で入手できるので、電子工作やプログラミングが得意な人は試してみましょう。まずは電話機を探さないとですけどね。

Source: YouTube, GitHub via hackster.io, Amazon