冷食を持ち帰りからイートインへ–「ど冷えもん」活用、新宿駅構内に新たな食消費スタイル店舗

CNET Japan

 Showcase Gigは6月22日、7月1日から10月15日までの期間限定で、東京・新宿駅構内に冷凍食品自動販売機「ど冷えもん」を活用した新たな食消費スタイル店舗「Red.」を出店すると発表した。

 
 

 今回の出店は、自動販売機事業などを手掛けるサンデン・リテールシステムとの次世代フード/リテール店舗および、新しい消費体験を作る中長期的な共同開発施策の一環として実施するものとなる。

 昨今の冷凍食品の需要拡大を受け、飲食店の冷凍食品のテイクアウト用途などでど冷えもんが普及してきている。そこで、NEWoMan新宿 2階(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55)に食消費スタイル店舗「Red.」を出店。店内にど冷えもんを設置し、冷凍のフルーツを販売する。

 
 

 なお、好みのトッピングを乗せて、店内で食べることができるほか、テイクアウトも可能。また、ベースドリンクを選択し、専用のスムージーマシンでオリジナルのスムージーをセルフサービスで作れるという。

 自動販売機で販売する冷凍食品は、持ち帰って調理するテイクアウトが主流。しかし、今後サンデン・リテールシステムの冷凍食品自動販売機を、外食事業・イートインにおいても積極的に活用するため、今回はテイクアウトだけでなく外食の主役ツールとして、イートインの利用の可能性を提案していく。

 加えて、自動販売機やモバイルオーダーサービスなどから得られる来店客の行動分析を実施。今後共同で開発予定の新規サービスおよび、製品開発に活用する予定だという。

 将来的には、同社が持つモバイルオーダープラットフォームサービスと、サンデン・リテールシステムが持つ自動販売機をはじめとする技術や知見を組み合わせ、次世代店舗向けのパッケージングソリューションの市場の改革を推進。

 店舗でのPoCを実施することで、新規サービスおよび、製品の開発スピードを加速させ、市場に向けて最速で消費者へと有効な提案を行っていくとしている。

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