インポーターが語る「北欧神話が織りなすウイスキー」の魅力

GIZMODO

こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

ドイツや北欧生まれの貴重なウイスキーやスピリッツを取り扱うインポーター「KING’s BARREL」。machi-yaでは過去複数回にわたりプロジェクトを実施し、好評を博してきました。

取り扱い商品の中でも特に注目を集めているのが、世界最北端に位置する蒸溜所が手掛ける「北欧神話9つの世界シリーズ」。特にヨーロッパ圏では、リリースされる度に即完売になるほど、コアなファンが多いと言います。

現在machi-yaでは、第7番目の銘柄となる「ヴァナハイム」が手に入るプロジェクトを実施中。

その味わいにはどんな特長があるのか、そして飲む者を虜にするシリーズの魅力とはなんなのか? クラウドファンディングの起案者であり、「KING’s BARREL」代表のロェアケ氏に話を伺いました。

インポーターが惚れ込む、世界最北端の蒸溜所の自信作

―まずは、「北欧神話9つの世界シリーズ」の取り扱いを始めたきっかけについて教えていただけますか?

ロェアケ氏:私たちの店「KING’s BARREL」は、ドイツと北欧のウイスキーやスピリッツに焦点を当てています。

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Image: KINGSBARREL

その中でも特に目を引かれたのが、ノルウェー北極圏に位置する世界最北端の蒸溜所である「オーロラスピリット」です。

地元の氷河の水を使ったお酒を生産しているのが大きな特長で、そのクオリティと味わいに感銘を受けました。実際、この蒸溜所のジンは日本のTWSC(※1)でも金賞を受賞し、我々の店でも大変よく売れています。

ただし、「オーロラスピリット」はまだ若い蒸溜所なので、通常商品のウイスキーがまだありません。

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Image: KINGSBARREL

「北欧神話9つの世界シリーズ」は、2025年に通常商品となるウイスキーが出るまでのリミテッドシリーズです。

北欧神話に登場する世界をテーマにするコンセプトやビジュアル、原材料の選択、そして何よりもその味わいが魅力で、取り扱いすることを即決しました。

※1. 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション。日本で唯一のウイスキーとスピリッツの品評会

―同シリーズがコレクターの間で人気を集める理由は何だと思いますか?

ロェアケ氏:ウイスキーの世界は多種多様ですが、その中でも「北欧神話9つの世界シリーズ」にはさまざまな特異性が感じられます。

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Image: KINGSBARREL

まずは、蒸溜所のロケーションや、地元の氷河の水と北欧の大麦といった原料が魅力的。そしてノルウェーのアーティストによる、箱とラベルのデザインもクールです。

「北欧神話9つの世界」というテーマで、ヴァイキングの末裔たちが作るウイスキーのクオリティの高さにも心惹かれます。また、このシリーズはスモールバッチ(※2)なので、その希少性も人気の要因となっています。

※2. 少量限定生産のウイスキー

―ロェアケ様ご自身が同シリーズのウイスキーで、特に気に入っている銘柄やその理由を教えてください。

ロェアケ氏:私自身、燻製香が強烈な、スモーキーなピーテッドのウイスキーが好みなので、ピーテッドモルトで作られ、元バーボン樽とアイラの樽で熟成された「ムスペルハイム」やクロコダイル・チャー(※3)の元バーボン樽で熟成された「ヘルハイム」などが特にお気に入りです。

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Image: KINGSBARREL

特に「ムスペルハイム」のラベルには、灼熱の巨人の国をイメージした燃え盛る炎が描かれていて、かっこいいデザインだと思います。

※3. バーボン熟成樽の内側を焦がす「チャー」と呼ばれる工程のうち、真っ黒くボロボロになるまで焼いたもの。焼いた表面がワニのウロコのように見えることがその名の由来。

―「ヴァナハイム」の味わいや特長について教えていただけますか?

ロェアケ氏:最大の特長として“チーク樽”によるフィニッシュが挙げられます。これは世界的にも非常に珍しく、あまり例を見ません。

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そのため他のウイスキーとの比較は難しいですが、「ヴァナハイム」はチーク樽の影響でトロピカルな香りと風味が。口に含むと、熟したフルーツとシナモンに、甘いハチミツが絡み合ったような心地よい香りが鼻を抜けます。

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Photo: KINGSBARREL

味わいはフレッシュで若い感じはありますが、尖ったアルコール感は不思議とありません。スパイスとフルーツが調和した芳しい香りのハーブティーのような穏やかな味わいがあり、軽いシナモンとウッディなスパイスが利いたまろやかな余韻へと続きます。

全体の印象としてはバランスが良く、フルーティーな香りのするウイスキーと言えそう。アップルパイを思わせるような風味も特長的です。

―神話シリーズや「ヴァナハイム」を試飲したお客様の声や評価についてはいかがでしょうか?

ロェアケ氏:お客様からは「前回のウイスキーがおいしかったので今回も購入したい」や、「北欧のウイスキーは飲んだことがなかったけど、そのクリーンな味わいにハマってしまった」など嬉しいコメントをいただいています。

「ヴァナハイム」についての評価はまだ耳にしていませんが、ヨーロッパ圏では即完売となった国もある人気ぶりです。どんな感想をいただけるか、今から期待しています。

―最後に、「ヴァナハイム」を楽しむ際のアドバイスがあれば教えてください。

ロェアケ氏:ウイスキーの楽しみ方は人それぞれですが、「ヴァナハイム」はまずストレートで香りを楽しみ、その上で味わってみてください。

5000年以上外界の大気汚染などから遮断されていた氷河の水のピュアさとクリアさ、北欧の大麦の芳しい香りと味わいを感じていただけるはず。もちろん、ハイボールにしてもおいしいですよ。

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Photo: KINGSBARREL

また、スイーツとの相性が抜群なので、アイスクリームを添えたアップルパイに合わせるのもおすすめです。ぜひ、試してみてくださいね。

北欧生まれの唯一無二な味を楽しんで

ヨーロッパ圏を中心に人気を集める、「北欧神話9つの世界シリーズ」における第7番目の銘柄「ヴァナハイム」。

チーク樽フィニッシュにより生み出されるトロピカルで独特な風味は、ウイスキー愛好家を驚かせ、新たなウイスキーの楽しみ方を示してくれそう。北欧ウイスキーの一例として、その特異な味わいとバランス感は試す価値があると言えるでしょう。

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Photo: KINGSBARREL

ウイスキーに限らず、ウォッカやジン、アクアビットなども生産している「オーロラスピリット」蒸溜所。

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Image: KINGSBARREL

machi-yaで実施中のプロジェクトでは、「ヴァナハイム」と夏向けのアクアビット「ミッドソマーブロート」がセットになったリターンも用意されています。

日本ではあまり馴染みのないアクアビットですが、スッキリした味わいは炭酸で割って飲むのに最適。「ミッドソマーブロート」もディルとシトラスの風味を存分に感じられる爽やかな味わいで、まさに夏向き。シーフードなどとも非常に合います。

記事に登場した各銘柄の詳しい解説は、下記リンク先ページからチェックできます。気になる方は、ぜひアクセスしてみてください。

>>【本数限定!!】氷河の水で作った極上シングルモルトウイスキー最新作が登場!

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Photo: KINGSBARREL

Source: machi-ya, YouTube

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