ブラジルでアニメ海賊版サイトを一斉摘発する「Operation Animes(アニメ作戦)」、36サイトが閉鎖 

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閉鎖された海賊版サイトの1つ「GOYABU」(2022年12月のもの、一部加工済み)。以下、画像は全てCODAのニュースより

 ブラジルで、2~3月に日本のアニメの海賊版サイトを一斉摘発する「アニメ作戦(Operation Animes)」が行われ、36のサイトが閉鎖された。一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が発表した。

 ブラジル政府は、2019年より官民協力による海賊版サイト対策「404作戦」を実施している。今回の「アニメ作成」は、その一環として行われたもの。

 2022年11月、東映アニメーション株式会社、東宝株式会社、株式会社バンダイナムコフィルムワークスの3社は、CODAを通じて、ブラジルで日本のアニメを侵害する4つの海賊版サイトについて刑事告発を行った。

 調査の結果、うち2つのサイトは同じ運営者により開設されていることが明らかとなったことから、2023年2月8日から、3つの事件についてそれぞれ家宅捜索などを実施。結果、これら4サイトに加え、被疑者らが運営していた9サイトもあわせ、合計13サイトが閉鎖された。

 さらに、その後の調査で明らかになった情報をもとに、新たに別の9サイトの運営者と交渉(ノック・アンド・トーク)を行い、これら9サイトと関連サイト9サイトも閉鎖。また、これらの動きを受け、別の5つの海賊版サイトが自主的に閉鎖された。

 以上により、CODAが関与した結果、合計で36の海賊版サイトが閉鎖された。

 これら36サイトの、2022年12月~2023年2月における月間平均アクセス数は約8300万で、本作戦の実施施前となる2022年2月~4月のブラジルのアニメ海賊版サイト上位20のうち、12サイトが閉鎖されたという。

 CODAでは、閉鎖された36サイトのドメインのうち、22のドメインの譲渡を受けており、現在、これらサイトへのアクセスは、CODAが開設した閉鎖を通知するページへと誘導している。残るサイトについても、ドメイン譲渡の交渉を継続中だという。

今回の発表内容(アニメ作成)の概要

 これまでCODAは、ブラジルの「Anitube」、中国の「B9GOOD」など、海外で運営されている日本人向け海賊版サイトに対する刑事告訴や刑事告発を行ってきたが、今回告発した海賊版サイトはブラジルの現地視聴者を対象としていた。このような「海外向け」に特化した海賊版サイトに対してCODA会員が刑事告発を行い、摘発されたのは今回が初めてだという。

 今後も、CODAでは、日本のコンテンツの正規事業者が適切にビジネスを行い、日本のコンテンツの正規品を流通させることができる健全な市場の実現を目指して、海外においても積極的に対策を継続していくとしている。

捜査時の様子

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