株式会社oricon MEは、インターネット回線についての満足度調査の結果を「オリコン顧客満足度」公式サイトにて、6月1日発表した。
本調査は、実際の利用者の声を反映し、「見えない満足度を情報化する」という同社のコンセプトに基づいて行われたもの。過去5年以内に光回線/CATV回線サービスに新規加入(他社からの契約変更を含む)し、3カ⽉以上継続して利⽤しているなどの条件にあてはまる全国の18~84歳の利用者1万6972人を対象とし、インターネット調査を行った。
評価項目は「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「料金プラン」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の7項目。北海道・東北・関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州・沖縄の計9つの地域ごとのほか、9地域中5地域以上でサービスを展開している企業を「広域企業」として、それぞれランキング化している。
期間は、2023年1月10日~2月3日と、2022年1月6日~1月26日、2021年2月25日~3月8日。それぞれの期間の調査結果に、年度ごとの重み付けを行った上で得点を算出している。
広域企業では、NTTレゾナントの「OCN 光」が総合1位になった。同調査結果の発表は3年/3回目となるが、OCN 光は初の1位。評価項目別では、「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「セキュリティ対策」の4項目において1位の評価となった。
北海道では、「NURO 光」が2年連続総合1位。評価項目においては、「通信速度・安定性」「料金プラン」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の6項目で1位の評価となった。
東北では、NTTドコモの「ドコモ光」が2年連続で総合1位となった。評価項目においては、「加入・開通手続き」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の4項目において1位の評価だった。
関東では、「ドコモ光」が初の総合1位となった。評価項目においては、「加入・開通手続き」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の4項目で1位の評価となった。
甲信越・北陸では、「ドコモ光」3年連続の総合1位となった。評価項目においては、「加入・開通手続き」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の3項目で1位の評価となった。
東海では、「ドコモ光」が2年連続1位となった。
評価項目においては、「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」「付帯サービス」の4項目で1位の評価となった。
近畿では、関西電力系の株式会社オプテージが提供する「eo光ネット」が3年連続1位となった。7項目全てにおいて1位に評価されている。
中国では、中国電力系の株式会社エネコムが提供する「MEGA EGG」2年連続の総合1位。「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の4項目で1位となっている。
四国では、四国電力系の株式会社STNetが提供する「ピカラ(STNet)」が2年連続1位となった。「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の6項目で1位となり、中でも「通信速度・安定性」は、広域と9地域のランキングを通じて、最も高い得点の評価だという。
九州・沖縄では、九州電力系の株式会社QTnetが提供する「BBIQ」が3年連続総合1位となった。評価項目においては「料金プラン」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の5項目で1位の評価となった。
このほかのポイントとして、楽天モバイル株式会社が提供する「楽天ひかり」が、広域と6つの地域で「料金プラン」1位の評価を得ている。