YouTubeは米国時間5月25日、「ストーリー」機能を6月26日に廃止すると発表した。「コミュニティ投稿」や「ショート」動画、長尺動画、ライブ配信などの重要な機能を優先するためだという。
提供：James Martin/CNET
ストーリーはモバイルで7日間だけ表示される短い動画で、フィルターやステッカー、テキストなどを追加することもできる。
YouTubeのヘルプページには、「2023年6月26日より、新しいストーリーを作成するオプションはご利用いただけなくなります。6月26日の時点で公開中のストーリーは、最初に共有された日から7日後に期限切れになります」と書かれている。
同社は代替手段として、コミュニティ投稿やショートの利用を促している。
同社によると、コミュニティ投稿は、簡単な近況を共有したり、会話を始めたり、あるいはYouTubeのコンテンツを宣伝したい場合に最適な選択肢だという。コミュニティ投稿とストーリーの両方を利用しているクリエイターの間では、コミュニティ投稿へのコメントや「高評価」の数が平均してストーリーより何倍も多いとしている。
一方、YouTubeショートについては、短い動画コンテンツを作成したい場合や新しい視聴者にリーチしたい場合に適していると説明した。こちらも、ストーリーと併せて利用している場合、ショートのチャンネル登録者数が平均してストーリーより何倍も多いという。
