よくよく裏パケを見てみたら正直に「2割」と書いてあった【家そば放浪記】第139束:スーパー三和で買った、戸田久『岩手南部そば』税込214円(1人前54円)

ロケットニュース24

南部そば。なんか見たことも聞いたことあるぞ……。と、過去記事をササッと調べてみたところ、「みちのく 南部そば」なる商品がヒットした。製造者を確認すると、岩手県の戸田久。

そして今回の『岩手南部そば』も戸田久。パッケージの主なカラーも、えんじ色に近い茶色で同じ。なるほど、「戸田久=南部そば」なのだな……なんて納得しつつ、裏パケをチェック。

以前の「みちのく 南部そば」と見比べてみると、原材料、ゆで時間、ともに同じ。ただ違うのは100gあたりのカロリー数。前回「みちのく 南部そば」が350kcalだったのに対し、今回のは347kcal。

……いや、前回のパケとの決定的な表記の違いをひとつ発見! それが……

2割……!


なんて正直なメーカーなんだ……。


とはいえ、私はこの「2割」ということを知らぬまま制作し、試食、その後すぐに評価のメモを残していることも付記しておきたい。※原稿を書いている最中に2割表記に気がついた。


それではさっそく……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


6分ゆでて……


完成。



して、そのお味は──


非常によくある「もちもち系」の家そばだ。かつて同じような「南部そば」を「デジャブそば」と評したが、今回もまた「あるある〜」と思うような蕎麦であった。

なんというか、太っている蕎麦なのだ。もしも鰻(うなぎ)に例えるなら、ハイレベルな「外そば」が国産の天然うなぎだとしたら、このデジャブそばは、ブクブクに太った中国産のうなぎみたいな。


決して不味くて食べられないわけではない。だが、やはり、劣ってしまう……みたいなところは正直ある。これに合う蕎麦は何か。う〜ん……。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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