Googleのスマートフォン「Pixel」のユーザーは、iPhoneユーザーのようにブランドにこだわらず、他のスマホブランドに乗り換え予定のユーザーが約6割にも上ることが明らかになった。
これはStatistaが米国で行った調査で明らかになったもの。iPhone、Pixel、そしてSamsungのGalaxyのそれぞれのユーザーに、次の機会に別のスマホブランドに変更する可能性がどの程度あるかを尋ねたところ、その可能性はまずないと答えたユーザーはiPhoneで49%、Galaxyで44%という割合だったのに対して、Pixelは26%と、極端に低かったという。一方で乗り換える可能性があると答えたユーザーはiPhoneが34%、Galaxyも同じく34%だったのに対して、Pixelは57%と半数を超える結果となっている。調査期間が2022年4月から2023年3月と、ちょうどPixelはPixel 6シリーズの不具合が取り沙汰されていた時期を含んでいること、また、調査対象ユーザーに含まれるPixelユーザーはiPhoneユーザーの10分1程度しかいない点は考慮すべきだが、ロイヤリティの低さというPixelシリーズの弱点が露見した格好だ。