カプセルホテル並の料金なのにセレブ感が味わえる「ファーストキャビン博多」に行ってきた / ビジネスホテルより簡易的でも贅沢だと思える理由

ロケットニュース24

カプセルホテルと同じくらいの料金で、もうちょい快適に宿泊したい。ってことで色々検索していたら、飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル「ファーストキャビン」がヒットした。地上にいながらファーストクラス気分が味わえるだけでも楽しそうなのに……

ビジネスホテルよりもリーズナブルな料金で利用できるという。しかも全施設「最寄駅から徒歩5分以内」とのこと……おい最高かよ。というわけで今回は、福岡に行く用事があったので「ファーストキャビン博多」を利用してきたぞ。宿泊料金は4000円でした!

・駅直結

22時過ぎに福岡空港に到着した私は、地下鉄空港線で中洲川端駅へ。ファーストキャビン博多は福岡空港駅から4駅、博多駅から2駅の中洲川端駅に直結している。遅い時間だったし荷物も多かったので “駅直結” なのはありがたい。早く荷物を置きたいぞ。

ちなみに中洲川端駅には「中洲改札口」と「川端改札口」がある。ホテルは「4番出口」直結なので中洲改札口から出るのが正解だ。そのままドン・キホーテなどが入っているゲイツビルの8階へ。

宿泊以外に日中は時間単位(1時間1000円)で利用できるプラン等もあるから、仕事の合間にリフレッシュしたい方にもおすすめ。詳しくは公式サイトを確認してみてほしい。

さて、フロントでカードキーとロッカーキーを受け取ったら男性フロアへGO! 必要なら歯ブラシと耳栓を1セットずつもらっておこう。

フロア内にはトイレ、洗面所、大浴場などがある。あとでそれぞれ紹介するとして、とりあえず荷物を置くためにキャビン(客室)へ。キャビンのタイプは施設によって異なるが、博多では「ファーストキャビン」と「ビジネスキャビン」の2タイプがある。


廊下を進んでいくと “上下2段タイプ” のカプセルとは比べ物にならないほど広々としたボックスが並んでいた。

予約をしたのは、ビジネスキャビンよりも広いファーストキャビン。出入り口はアコーディオンカーテンで仕切られている。


さっそく開けてみると……

うおおおー広い!


120cm幅のセミダブルベッドの横に、荷物を置く空間とサイドテーブル。んで館内着とスリッパもあり。これだけ広いと着替えも楽ちん。荷物が多かったので助かった。ってか、これがファーストクラスなのか……機内と考えたらセレブ過ぎる


ただし! 簡易宿所となるためキャビンに鍵をかけることはできないという。貴重品等はベッド下の鍵付きセーフティボックスに入れておく必要がある。


大浴場は7〜8人は入れる広さで、チェックアウトまで自由に利用が可能。トイレも洗面所も清潔感があって良し。コインランドリー(洗濯35分300円・乾燥30分100円)もあったぞ。


ちなみに中洲川端といえば、九州最大の歓楽街。ファーストキャビン博多の徒歩圏内には屋台や飲み屋も多く、たとえ遅い時間に到着したとしても博多の夜を楽しむことはできるだろう。


宿に帰ってきたら大浴場で汗を流してファーストクラス気分でぐっすり眠る。ただやっぱり音漏れはするので、他人のいびき等が気になる場合は耳栓を使用すること。もちろんキャビン内で電話をしたり、目覚まし時計をリンリン鳴らしたりするのも不可。皆で快適に利用すべし。

立地が完璧でリーズナブル。しかも「ファーストクラスをイメージ」という売り文句のおかげで、ビジネスホテルより簡易的な部屋でもめちゃめちゃ贅沢な気分が味わえるから最高。また機会があれば別の施設も利用してみたい。皆さんもぜひ!


参考リンク:ファーストキャビン博多
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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