スマートロック「Qrio Smart Lock」のサービス終了が波紋を呼んでいる。
今回サービスが終了するのは2015年に発売された旧機種の「Qrio Smart Lock(Q-SL1)」のみで、後継である「Qrio Lock(Q-SL2)」は特に影響がなく、また、今後はQ-SL1のオーナー向けにQ-SL2のセールを別途案内するとしている。Q-SL1はすでに終売から5年が経過しており、発売から通算8年にわたってサービスが維持されたことに理解を示すユーザーもいる一方で、クラウド抜きでの継続利用すらできないことや、10月31日のサービス終了までの猶予期間が半年を切っていることへの批判もある。また、そもそも自宅の解錠という重要なサービスに関連するIoTデバイスとしては短命すぎると憤るユーザーもおり、評価は真っ二つに分かれている。ちなみにこのサービス終了についての告知は5月8日付で、その補足が5月10日付で追加されているが、セール情報をこまめに発信している同社のTwitterアカウントはこの件に一切触れておらず、告知方法に疑問を呈する声も一部にはあるようだ。