デジタル庁が6月8日~12日、「マイナポータルハッカソン」を開催する。「国民生活をよりよくするためにマイナポータルで何ができるか」をテーマに、マイナポータルAPIを利用し、民間企業などのサービスと組み合わせた新たなサービスの提案を募集する。個人・団体の参加者を募集しており、申し込み期間は5月23日18時まで。当初、5月16日までとしていたが、1週間延長した。
デジタル庁によると、マイナポータルが提供する機能の一部はAPIとして一般に公開されており、実際に民間企業などが、自らのサービスとマイナポータルから取得できる情報を組み合わせて、健康管理情報や障害者手帳情報等を活用した新たなサービスを創出している事例があるという。こうしたサービスの拡大をさらに推進するため、「幅広く国民生活が便利になる、新たなアイデアをハッカソンに参加する皆様とともに作りあげていきます」としている。
開催場所は東京都内(予定)の会場またはオンラインで、開催期間中のスケジュールは以下の通り(全日程に参加する必要はないが、発表・表彰式は原則として少なくともチームの代表者1名は出席)。詳細はデジタル庁のウェブサイトにある募集要項を参照のこと。
- 6月8日(木)19:00~21:30 ハッカソンキックオフ
- 6月9日(金)19:00~21:30 ハッカソン2日目
- 6月10日(土)13:00~20:00 ハッカソン3日目
- 6月11日(日)13:00~20:00 ハッカソン4日目
- 6月12日(月)17:30~20:00 発表・表彰式
「デジタル大臣賞(最優秀賞)」「優秀作品賞(個人、団体)」「 審査委員特別賞(個人、団体)」「一般審査委員特別賞(個人、団体)」の各賞を表彰。特別審査委員は、池澤あやか氏(タレント、ソフトウェアエンジニア)、今井了介氏(起業家、音楽プロデューサー)、せきぐちあいみ氏(VRアーティスト)、野口聡一氏(宇宙飛行士)、牧島かれん氏(衆議院議員・前デジタル大臣)。このほか、一般審査委員も5月31日18時まで募集中だ。
なお、4月17日にはプレイベントを開催しており、YouTubeライブで配信。その様子はアーカイブとして公開されている。
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