Google、引用符による完全一致検索結果をフレーズを中心に表示するよう改善

PC Watch

 米Googleは4日(現地時間)、引用符を用いた検索結果の改善についての解説をブログで公開した。

 Google検索を利用するさい、キーワードの前後に二重引用符(“)をつけると、正確に指定したキーワードを検索する完全一致検索となる。二重引用符で囲われたキーワードは検索結果でスニペット(コンテンツを説明する抜粋文)に含まれるフレーズの一部として太字で表示されるが、これまではコンテンツの抜粋文として適切ではない部分の該当フレーズを拾ってしまうことがあった。結果として、検索結果が表示されても、ページを開くまでは探している情報が掲載されているのかどうか判断できないということが起こりえた。

 今回の改善で、完全一致検索時に表示される抜粋文は、キーワードを含む場所を中心に表示されるようになった。例えば、「”PC Watch”」と検索したさいに、サイト内移動のためのメニュー項目として置かれた単語を拾うことが減って、文章の中に「PC Watch」の単語が含まれる部分を検索結果の抜粋文として表示する可能性が上がった。これによって、検索結果からページに入った後、キーワードがページ内のどこにあるのか特定しやすくなる。なお、検索したキーワードがページのタイトルやURLにしか存在しない場合、抜粋文は表示されない。

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