「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」に目標の3倍以上の寄付、ネクストゴールも達成

GIGAZINE
2023年04月16日 22時55分
メモ



認定NPO法人引退馬協会が広報部長であるナイスネイチャの誕生日に合わせて行っている「ナイスネイチャ・バースデードネーション」が、目標額の945万円をあっという間に達成し、さらに拡張されたネクストゴールの2025万円にも到達しました。

ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション
https://syncable.biz/campaign/4368


「ナイスネイチャ・バースデードネーション」は、2017年4月16日、ナイスネイチャ29歳の誕生日からスタートした、引退馬の社会的課題に取り組む寄付を募るイベントです。

たとえば2022年は「引退競走馬の再就職支援」をテーマにして行われ、結果、13頭の馬が引退後のセカンドキャリア、サードキャリアに向けて再調教に挑んでいます。

「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」受け入れ馬一覧|認定NPO法人引退馬協会
https://rha.or.jp/topics/20230414_nnbd34.html

2021年は「重賞を勝った馬」や「産駒に重賞勝ち馬のいる種牡馬・繫殖牝馬」を引退馬協会の所有馬、「フォスターホース(一口里親馬)」として終生繋養することをテーマとして寄付を募い、18頭がフォスターホースになりました。この中には、2008年に日本ダービーとNHKマイルカップを勝ったディープスカイや、2004年に皐月賞と日本ダービーを勝ったメイショウサムソン、2005年にフェブラリーSを勝ったメイショウボーラーなどが含まれます。

「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」受け入れ馬一覧|認定NPO法人引退馬協会
https://rha.or.jp/topics/20230414_nnbd33.html

これまでのドネーションでフォスターホースとして迎えられたのは、自分自身が重賞(GⅠ~GⅢ)と地方交流重賞(JpnⅠ~JpnⅢ)の勝ち馬で繁殖を引退した馬、または産駒が国内外の重賞または交流重賞馬を輩出した種牡馬や繫殖牝馬でしたが、多くの寄付が集まるようになったことから、2023年は地方競馬単体の重賞を勝った馬も対象になります。

具体的には、
・地方競馬の重賞の優勝馬(中央競馬の重賞勝ちも含む)
・馬齢10歳以上
・牡馬牝馬ともに対象。繁殖経験は問わない
が条件で、寄付金はこれらの馬をフォスターホースにするために使われます。

引退競走馬の迎え入れコストは、当面の体のケアや運送費、また里親が集まるまで時間がかかると考えられることから1年間の預託料など、合計で1頭135万円と概算されています。このため、7頭で945万円が目標となっています。

なお、この額は開始からあっという間に達成となったため、新たに8頭分を追加した2025万円がネクストゴールに設定されました。すでに、ネクストゴールも達成しています。

ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション
https://syncable.biz/campaign/4368/report#campaign-tabs

記事作成時点で集まった額は3200万円超で、これは23頭分のコストに相当します。ドネーションの開催期間は2023年5月15日(月)までとなっています。

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