各社より、GeForce RTX 4070搭載ビデオカードが13日より順次発売となった。GeForce RTX 4070は、Ada Lovelaceアーキテクチャを採用したNVIDIA製のミドルハイGPUで、メモリは12GB GDDR6X、速度が21Gbps、バス幅が192bit。さらに46基のSM、5,888基のCUDAコア、46基のRTコア、184基のTensorコアなどを備え、TGPは200Wとなっている。
ASUS
ASUSからは、「TUF-RTX4070-O12G-GAMING」と「DUAL-RTX4070-O12G」の2機種が登場。実売予想価格はそれぞれ11万3,980円前後、9万9,800円前後の見込み。
TUF-RTX4070-O12G-GAMINGは、ミリタリーグレードの高い耐久性が特徴。ブーストクロックはデフォルト時が2,550MHz、OCモード時が2,580MHz。
DUAL-RTX4070-O12Gは、2基のAxial-techファンによる冷却機構を備えたビデオカード。ブーストクロックはデフォルト時が2,520MHz、OCモード時が2,550MHz。
ELSA
ELSAからは、「ELSA GeForce RTX 4070 S.A.C」と「ELSA GeForce RTX 4070 ERAZOR X」の2機種が登場。価格はそれぞれ10万9,010円前後、オープンプライス。
ELSA GeForce RTX 4070 S.A.Cは、INNO3Dと共同開発した2スロット厚のクーラーを採用。ベースクロックは1,920MHz、ブーストクロックは2,475MHz。
ELSA GeForce RTX 4070 ERAZOR Xは、GPUとVRM部の直上にあるファンのブレード数をほかより増やし、冷却性能を向上。2スロット厚で、ベースクロックは1,920MHz、ブーストクロックは2,505MHz。
GALAKURO GAMING
GALAKURO GAMINGからは、「GG-RTX4070-E12GB/EX/TP」と「GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TP」の2機種が登場。実売予想価格はそれぞれ9万9,800円前後、10万5,800円前後の見込み。
GG-RTX4070-E12GB/EX/TPは、大型のトリプルファンを採用し、高負荷時でも発熱を抑えて安定した動作が可能だというビデオカード。ブーストクロックは2,535MHz。
GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TPは、ホワイトカラーの筐体を採用したビデオカード。LEDが輝くファンシステムも特徴。ブーストクロックは2,535MHz。
GIGABYTE
GIGBYTEからは、「GV-N4070WF3OC-12GD」、「GV-N4070AERO OC-12GD」、「GV-N4070GAMING OC-12GD」、「GV-N4070EAGLE OC-12GD」の4機種が登場。実売予想価格は順に9万9,800円前後、11万1,800円前後、11万800円前後、10万8,800円前後の見込み。
4機種ともに、独自のファンブレードや大型銅板、ヒートパイプ、隣接ファンの回転方向を逆にするオルタネイトスピニングなどを組み合わせたWINDFORCE空冷システムを搭載するのが特徴。トリプルファンの設計となる。
コアクロックは、順に、2,490MHz、2,565MHz、2,565MHz、2,505MHz。このうち、GV-N4070AERO OC-12GDはAEROシリーズのクリエイター向けカードとなる。
MSI
MSIからは、「GeForce RTX 4070 GAMING X TRIO 12G」、「GeForce RTX 4070 VENTUS 2X 12G OC」、「GeForce RTX 4070 VENTSU 3X 12G OC」の3機種が登場。価格は順に11万9,800円、9万9,800円、10万4,800円。
GeForce RTX 4070 GAMING X TRIO 12Gは、トルクスファン5.0や高効率ヒートシンクなどを使った冷却システムのTRI FROZR 3を採用。ブーストクロックは2,610MHz。
GeForce RTX 4070 VENTUS 2X 12G OCは、LEDを使ったイルミネーションなど性能に関わらない機能を省いた点が特徴。デュアルファン設計でカード長も短めに抑えている。ブーストクロックは2,505MHz。
GeForce RTX 4070 VENTSU 3X 12G OCは、上記機種と同様にLEDなどの装飾機能を省いたカード。こちらはトリプルファン設計となる。ブーストクロックは2,505MHz。
Palit Microsystems
Palit Microsystemsからは、「GeForce RTX 4070 Dual 12G(NED4070019K9-1047D)」と「GeForce RTX 4070 GamingPro OC 12G(NED4070H19K9-1043A)」の2機種が国内向けに登場。価格はそれぞれ9万9,800円、10万7,800円。
GeForce RTX 4070 Dual 12Gは、95mm径ファンを2基搭載したコンパクトなビデオカード。広い開口部のあるバックプレートも備え、冷却性能と低騒音動作を両立したとする。
GeForce RTX 4070 GamingPro OC 12Gは、ハードコアゲーマー向けの上位モデル。Gale HunterファンやYフォーミュラフィンにより、放熱性能を高めた。
PNY
PNYからは、「GeForce RTX 4070 12GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X ARGB 3FAN」と「GeForce RTX 4070 12GB VERTO STANDARD DUAL FAN」の2機種が登場。実売予想価格はそれぞれ12万円前後、9万9,800円前後の見込み。
GeForce RTX 4070 12GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X ARGB 3FANは、EPIC-X ARGBイルミネーションを備えたトリプルファン設計のカード。独自のオーバークロックツールを使ったカスタムも可能。
GeForce RTX 4070 12GB VERTO STANDARD DUAL FANは、上記モデルよりやや短めのカード長で、デュアルファン設計を採用している。
どちらもベースクロックは1,920MHz、ブーストクロックは2,475MHz。
ZOTAC
ZOTACからは、「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Twin Edge OC」の1機種が登場。実売予想価格は9万9,800円前後の見込み。
90mm径デュアルファンを搭載する新設計クーラーを採用。柔軟なファン制御を実現するアクティブファンコントロールにも対応する。ブーストクロックは2,490MHz。
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