部屋の壁を傷つけずに収納を増やすことができる突っ張り収納。
最初はそこまで種類がなかったですが最近はかなり種類も増えましたよね。
そんな中、DIYの難易度的にも、値段的にもかなり導入しやすいやつを見つけたんですよ。
木の棒だけで創る突っ張り収納
はい、説明するとそのままなんですが、アイワ金属さんの「KINOBO」ってアイテムです。太さ24mmの木製丸棒を使って好きな長さで縦や横に突っ張り棒を作れるのが売りで、作り方も至極簡単。
使うパーツは太さ24mmの木製丸棒と、同梱されている棒の上下に設置する滑り止めパーツとビスだけ(木製丸棒は自分で調達する必要があります)。
1. 突っ張りたい場所からマイナス160mmでカット。
2. 棒の両端に突っ張り用のパーツをはめてビス止め。
3. 突っ張りパーツを使用したいところに設置して完成。
基本的にはこの3工程で完了! 2×4材をカットするよりも大分楽にカットができるのもよいところです。
設置スペースを取らない
現在、木材をつかった突っ張り収納は2×4材を使用するのが主流ですよね。
ただこれ、実際に設置してみると2×4材の存在感が結構大きくて。広いホームセンターでみるとそうでもないなと思っても、家の中に運んでみると意外と大きいななんてことも。
その点木製丸棒を使用する「KINOBO」は見た目の圧迫感も少なく、スマートな印象に。材料としても丸棒のほうが軽くて取り回しもしやすいですしね。
DRAW A LINEと比べてみました
類似のアイテムとして、平安伸銅の「DRAW A LINE」がありますが、我が家ではリビングでこちらも使っているので、実際に使い心地などを比べてみました。
コスパ
「DRAW A LINE」は現在本体、トレー、フックを買うと合わせて大体12,000円前後といった値段です。
ただ、「KINOBO」はメインの木製丸棒はユーザー側で用意してください。といったスタンスなので費用が別途かかります。ただそれでも本体、フック、トレーと合わせて買って3,000円程度でしょうか。
コスパでいうと圧倒的にKINOBOですね(ホームセンターなどで木材を調達したりカットする手間はかかるので、一長一短ではありますが)。
質感
「KINOBO」は見た目を占める大部分が木材なので、スチールパイプ×真鍮の質感を持つ「DRAW A LINE」に軍配が上がると思います。
とはいえ逆に木の質感が欲しいって方は「KINOBO」一択だと思います。突っ張りパーツやトレイ部分はプラスチックですが、マットな質感なので安っぽさはあまり感じませんでした。
ちなみにどうしても鉄っぽい質感が欲しいって方は鉄粉が入っているアイアン塗料でトレイなどを塗ってあげるとそれっぽく仕上がりますよ。
高さの下限がほぼない
「DRAW A LINE」:200〜275cm MAX10kg「KINOBO」:280cm以下 MAX10kg
実は今回この高さの下限の自由度に惹かれて「KINOBO」を導入しました。
当初「DRAW A LINE」を導入しようとしたベッドサイドの高さが180cmだったために低過ぎで「DRAW A LINE」が使えず……。今回「KINOBO」でちょうど良く収まってくれたんですよね。
通常の天井ならば気にせずともよかったのかもしれませんが、寝室で天井が少し下がっているようなところだとKINOBOが活躍してくれると思います。
素材も木の棒なので、専用のフックを買わずにホームセンターでフックや釘なんかを買ってきて自分の好みにカスタマイズできるのも魅力。
新生活のインテリアの選択肢に入れてみてはどうでしょう?
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