Fire TV CubeにBluetoothイヤホンを接続しよう【自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!】

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 今回は、Amazonの「Fire TV Cube(第3世代)」にBluetooth経由でワイヤレスイヤホンを接続してみよう。深夜などひとり静かに動画配信を見たりゲームをしたりしたいときに便利だ。使うイヤホンは、Bluetooth接続の製品ならなんでもいい。

 本コーナーでは第130回から2022年10月に発売された「Fire TV Cube(第3世代)」の使いこなしを紹介している。前回まではスマートスピーカーの「Echo Dot」2台を加えてステレオサウンドを楽しむための設定を行ったが、今回は、イヤホンで楽しもう。

 今回筆者が使ったのは「Google Pixel Buds A-Series」だが、接続手順はBluetoothイヤホンならどれでも同じなので、参考にしてほしい。ちなみに、Google Pixel Buds A-Seriesは左右が完全に別れているTWS(True Wireless Stereo/完全ワイヤレスイヤホン)と呼ばれる製品の一種で、ケーブルレスでテレビから離れて視聴できるので、とても便利だ。

 価格も手頃になってきているので、持っていなければ同タイプをひとつ入手してみてもいいだろう。Amazonの同タイプの製品としては、「Echo Buds」がある。外の音を遮断したくないなら、最近流行の耳をふさがない骨伝導タイプも便利だ。

今回接続してみたのは、Google Pixel Buds A-Series。イヤーチップは装着感がよい

耳を塞がない骨伝導タイプも外の音が聞こえるので、ながら聞きに便利。これはShokz(旧AfterShokz)の「OPENMOVE」

Fire TV Cubeの設定画面でBluetoothのペアリングを行う

 接続はCubeの設定画面の[コントローラーとBluetoothデバイス]-[その他のBluetoothデバイス]-[Bluetoothデバイスを追加]から行う。ここで検索状態にしてから、Bluetoothイヤホン側で接続設定(ペアリング)モードに切り替える。イヤホンをペアリングモードにする方法は製品により異なるので、マニュアルを確認するなどしてほしい。

 Google Pixel Buds A-Seriesでは、「イヤホン本体を充電ケースに入れ、ケースの蓋を開けた状態にしてから、背面の接続ボタンをインジケーターLEDが点滅になるまで長押しする」という、ちょっとした呪文のような操作をしなくてはならない。たいていのイヤホンは、電源など何らかのボタンをLEDが点滅するまで長押しすればOKなことが多い。

 イヤホンをペアリングモードにしてしばらくすると、Cubeの画面にイヤホンの名前が表示されるので、選択すれば接続できる。イヤホンをほかのデバイスで接続していた場合でも、新たな接続が優先されるので、深く考える必要はない。イヤホンを接続すると、Cubeからの音はスピーカーのEchoからではなく、Bluetoothイヤホンからのみ出るようになる。

接続はCubeの設定の[コントローラーとBluetoothデバイス]から行う

[その他のBluetoothデバイス]を選び

[Bluetoothデバイスを追加]で選択ボタンを押す

するとBluetoothが検索状態になる

ここでイヤホンのボタンを押して接続モードにする。背面のボタンをインジケーターが点滅するまで長押し

イヤホンの名前が表示されるので選択するとペアリング完了

 ボリュームの変更は、Cubeのリモコンとイヤホンの両方で可能だ。調整中は画面に音量が表示され、調整操作に合わせて「ポッ、ポッ」と音が聞こえるので、分かりやすい。

 ちゃんと接続できているかどうかは、このボリューム調整音が聞こえるかどうかで判別することもできる。一度ペアリングして接続すれば、別のデバイスと接続しない限りは、イヤホンの電源をオンにするだけでCubeに自動接続できる。

 スマホなど別のデバイスに接続したときは、Cubeの設定の[その他のBluetoothデバイス]画面からイヤホンを選ぶことで接続できる。一度Cubeでペアリングすると設定に名前が残るので、ペアリングの設定を毎回する必要はない。

接続後はリモコンやイヤホンでボリューム調整ができる

接続設定は複数残しておくことができる。ペアリングを止めにしたい場合には「≡」を押す

 イヤホンの電源がオフになっていれば、Echo Dotのホームシアターから再生される。もちろんワイヤレスイヤホンはCube以外のFire TVシリーズでも、今回と同じ手順で活用できる。

 ワイヤレスイヤホンとFire TVは相性がよく、ホームシアターの設定をしていない場合、手軽なのでまずは試してみてほしい。Cubeからの映像出力にスピーカーがないPC用モニターを使っているケースで、簡単に音を聴くという使い方もできる。

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