「こんな選手は2度と現れない」 防御率1.86、打率.435…大谷翔平がWBCで残した驚きの数字

J-CASTニュース

   歓喜の輪の中心に、大谷翔平がいた。

   米国とのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝。「3番・指名打者」で出塁すると、試合途中に何度もブルペンへ。小刻みな継投策で米国打線の反撃を2点でしのぐと、9回に大谷がマウンドに上がった。

  • 大谷翔平(写真:AP/アフロ)

    大谷翔平(写真:AP/アフロ)

  • 大谷翔平(写真:AP/アフロ)

最後の打者は同僚・トラウト

   先頭打者のティム・アンダーソンに四球を与えたが、1番のムーキー・ベッツを157キロ直球で二ゴロ併殺打。そして、最後の打者はエンゼルスのチームメートで、メジャーを代表する強打者のマイク・トラウト。

   160キロを超える直球で追い込むと、6球目の140キロスライダーで空振り三振に。雄叫びをあげると、帽子やグラブを投げて喜びを爆発させた。

   今大会は投手として3試合登板し、2勝0敗、防御率1.86。1次ラウンドの初戦・中国戦、準々決勝のイタリア戦で先発を託され、決勝の米国戦は守護神で締めくくった。

   打撃でも3番で全7試合にスタメン出場し、打率.435、1本塁打、8打点。出塁率と長打率を足したOPSは1.345だった。

   どの試合も活躍が印象深いが、豪州戦で初回に東京ドームの右中間の看板に直撃した特大の先制3ラン、準決勝のメキシコ戦で1点差を追いかける9回に右中間にはじき返し、帽子を投げ捨てて二塁に到達した執念の打撃が強烈だった。

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