「あこがれの選手は?」→大谷翔平が名回答 MLBレジェンド歓喜、ネット絶賛「心掴むのも上手い」

J-CASTニュース

   第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表の優勝に貢献し、大会MVPを獲得した大谷翔平選手。優勝の興奮冷めやらぬ中、試合後のインタビューで見せた受け答えが話題を呼んでいる。

   アレックス・ロドリゲスさん(元ヤンキース)、デービッド・オルティズさん(元レッドソックス)という2人のMLBレジェンドを前に「日本時代あこがれていた選手はいるか」と聞かれた大谷選手は、2人の名前を即座にあげた。この答えに2人とも大谷選手にボディタッチして爆笑。オルティズさんは大谷選手に抱きついて喜びを表現した。

  • 大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)

    大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)

  • 大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)

「インタビューの受け答えも一流」「受け答え1000点」

   ロドリゲスさんは現役時代に通算696本塁打、オルティズさんは541本塁打を放ったMLBのレジェンド打者。ロドリゲスさんは松井秀喜さんやイチローさん、田中将大投手(楽天)、オルティズさんは松坂大輔さんや上原浩治さんら日本人選手とプレーし、日本でもその名が知られていた。

   WBC決勝戦の終了後、米FOXスポーツのインタビューに呼ばれた大谷選手は、ロドリゲスさんから「日本時代にメジャーで憧れていた選手や参考にしていた選手はいるか」と問われると、日本語でこう返した。

「この2人もそうですし、今日居たケン・グリフィーJr.選手もそうですけど、A-ROD選手、オルティズ選手、本当に僕が小さいころ見ているような選手たちが同じフィールドに立って、今こうやってインタビュー受けているのも正直信じられない感覚ではあるので、もっともっとそういう立場になれるように頑張りたいなと思います」

   大谷選手のコメントを受け、通訳の水原一平さんが「ミスターA-ROD、ミスタービッグパピ…」とロドリゲスさんとオルティズさんの愛称を英語で伝えると、2人は大谷選手の肩を叩きながら大爆笑。大谷選手もつられて笑っていた。ロドリゲスさんが「それは最高だ」と称えると、オルティズさんは大谷選手に抱きついて喜びを表現。ロドリゲスさんも大谷選手の肩に手をまわして、2人で肩を組んだ。

   レジェンド2人を喜ばせた大谷選手の回答に、FOXスポーツのツイッターは「いい答えだ、ショウヘイ」と称賛。SNS上の野球ファンからも「Aロッドもビッグパピーも、オオタニサンにメロメロやん」「全世界が恋するわ」「インタビューの受け答えも一流」「優勝トロフィーだけじゃなく、偉大なるスーパースターの心を掴むのも上手い大谷翔平」「受け答え1000点」と、大谷選手のコメント力を称える声が相次いだ。

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