郊外のマンション購入で4LDKに進化。ゼロから構築した仕事スペースがお気に入り ~ 石川真弓(株式会社メルカリ 経営戦略室)の在宅ワークスタイル【みんなの在宅ワーク:第95回】

INTERNET Watch

マンション購入で大幅に変わった在宅ワーク環境

 こんにちは。2回目の登場となる石川真弓(@mayumine)です。メルカリという会社で働きもうすぐ6年目、今は経営戦略室でESGとかサステナビリティを生業としています。

 2020年8月にこちらの連載で紹介させていただいたあとに、首都圏郊外にマンションを購入して家が1LDKから4LDKに進化しました。環境が100%変わったことで、在宅ワーク環境をゼロからこだわり構築したので、また紹介させてください。

できるだけ広い電動昇降テーブル。ケーブルは極力見えない場所に

 今回ゼロからデスク環境を構築するにあたってこだわったのは、主に以下の3点です。

  • 電動昇降テーブルにしたい
  • デスクはできるだけ広くしたい
  • ケーブルはできるだけ排除したい

 このこだわりを満たすために、全体仕様はこのようになりました。

  • 電動昇降の脚フレームはFlexiSpot E7
  • 天板はマルトクショップでオーダー。横幅185cmで広々
  • 引き出しはFlexiSpotの後付けできるものを設置
  • 椅子はITOKIのバーデブラ
  • PCは会社貸与のMacBook Pro(14インチ、2021)
  • ディスプレイは会社貸与のDELLの23インチ
  • WebカメラはAnkerWork B600 Video Bar

広い電動昇降ケーブルとできるだけ少ないケーブル類

電動昇降テーブルはオーダー天板で自分好みにDIY

 電動昇降テーブルはサイズや質感を自分好みにできるので、オーダー天板でDIYすることにしました。オーダーメイドの電動昇降テーブルは、FlexiSpotが最有力候補となると思います。

 広くてながーい机にしたかったので、最大で190cmまで伸ばせるE7の脚フレームを2021年当時5万1700円で購入。高さも変えられる長い机なら、子どもの勉強机にもできると思ったのです。椅子を並べて一緒に仕事や勉強するのが夢。

 天板は、オーダー天板でDIYしたい人が行き着きがちな、マルトクショップで3万円弱で購入、オーダーしてから3週間ほどで届きました。サイトも分かりすかったです。

DIY作業中のテーブル

 設置作業はほぼ夫にやってもらったので、作業のディテールはよく分かっていませんが、2時間かからず設置作業は終わっていました。オプションの引き出し、ダクトケーブル、そしてモニターアームもFlexiSpotでそろえていて、ずっと使っていますが使い勝手は申し分ありません。

電源ケーブル類は天板の裏に集約、できるだけ見えないように

 足元からテーブル下に這わせる電源ケーブルは、できるだけ見えないようにまとめました。

ケーブル類は天板の裏に集約して、できるだけ見えないように

 テーブルの下の配線にはFlexiSpotのケーブルダクトを利用。テーブルが昇降して、ケーブルが伸び縮みしてもすっきり見せるには、このFlexiSpot純正のケーブルダクトが一番最適だと、設置して1年半弱たった今もそう思っています。

 天板裏のフレームには、電源タップを貼り付けています。電源タップにマグネットシートを貼って磁力で貼り付ける&結束ベルトで固定。さらにたわんでくるケーブルは、配線止めで固定します。

デスク周りは充電スタンドやスマートスピーカーで便利に

 ディスプレイは会社貸与のDELLの27インチで、良くも悪くもないのですが、湾曲ディスプレイとかにいつか変えたい。モニターアームはFlexiSpotのもので、前後左右かなり柔軟に動かせて、ケーブルも隠せるようになっているので良い感じです。

会社貸与のディスプレイをモニターアームで設置

 結局、デスク上でごちゃつくケーブルは、ティッシュカバーにもトレーにも配線隠しにもなるボックスで解決しました。

 さらにiPhoneとAirPodsの充電&スタンド代わりになる、Magsafe仕様のbelkinのワイヤレス充電器はとても良い感じです。

 ディスプレイ付きのGoogle Nest Hubも視界が入るところにおいて、オンラインMTGの合間とかに子どもの写真に癒やされたり、集中して作業したいときに「OK Google スラッシュメタルかけて」という呪文をかけたりしています。

 Webカメラは2022年に登場したAnkerWork B600 Video Barを使っていますが、正直微妙……。1台4役、ウェブカメラ、マイク、スピーカー、ライトを兼ねててすごい!と思って、日本での発売を心待ちしていざ購入したのですが、マイクとスピーカーの性能はMacBookよりも見劣りし、ライトも期待ほどの明るさではない。カメラの性能は悪くなくて、オートフレーミング機能とかはイケてるし画質も良いけど、3万円って高いなあという感じです。

たまにバランスブレードで運動しながら会議参加

 全社会議などビデオオフで参加できる会議は、このDOCTOR AIRのバランスブレードに乗ってブルブルしながら体幹を鍛えています。聞くだけ会議は逆に集中できるしライフハック。

会議に集中しながら体を鍛えられるバランスブレード

 他にも目のつくところに友人のアート作品や推しグッズ、子どもの作品など自分のメンタルに良いものを随所に置いてお気に入り空間に仕上げています。この場所が好きすぎて、気分転換にカフェに出かけて仕事したいと思うことはほとんどありません。

石川真弓の在宅ワーク環境

  • メインPC:MacBook Pro(14インチ、2021)
  • ディスプレイ:2画面
  • カメラ:AnkerWork B600 Video Bar
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:MacBook Proの内蔵マイク、内蔵スピーカーを利用
  • ビデオ会議サービス:Google Meet、Zoom
  • 机:FlexiSpot E7の電動昇降フレームをDIY
  • 椅子:ITOKI バーデブラ

石川真弓

株式会社メルカリ 経営戦略室 ESG スペシャリスト。GIZMODO JAPANやROOMIEのライターもほそぼそやらせてもらっています。著書に「HDR写真魔法のかけ方レシピ」。6歳の娘と2歳の息子と15歳のオカメインコを育ててます。

Source

タイトルとURLをコピーしました